
少人数向けのオフィスでは、限られた面積ゆえの悩みがつきものです。しかし、レイアウトの基本と少しの工夫を押さえれば、狭い空間でも快適で生産性の高いオフィスを構築できます。利用人数と働き方に合った型を選び、スペースの使い道に優先順位をつけることが重要です。
本記事では、1〜6人向けの小規模オフィスを中心に、人数別のレイアウト例やデスク配置の基本パターン、狭さを解消するコツについて解説します。
小規模オフィスの特徴|レイアウトの前に押さえたいメリット・デメリット
小規模オフィスに明確な定義はありませんが、本記事では数名〜10名程度で利用するオフィスを想定します。
小規模ならではのメリットとして、主に以下の3点が挙げられます。
- 賃料や初期費用を抑えやすい
- 家具の数が少なく、内装のテイストを揃えて統一感のある空間をつくりやすい
- 模様替えの負担が軽く、レイアウト変更の自由度が高い
一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 人と家具の距離が近く、圧迫感が出やすい
- 収納が限られるため、書類や備品が散らかりやすい
- 音や視線が気になって集中しづらくなる場合もある
以上より、小規模オフィスのレイアウトでは、「圧迫感・収納・音」という3点についてどう対応するかが鍵と言えます。
【人数別】小規模オフィスのレイアウト例

ここからは、1人・2人・3〜6人の3パターンに分けて、具体的なオフィスのレイアウト例を紹介します。
1人オフィス(〜3坪):壁付け配置で「仕事部屋」にも「店舗」にもなる
1人用の個室では、デスクを壁付けにするのが基本です。部屋の中央に置くよりも床面が広く見える上、背面に来客用の椅子や作業スペースを確保できます。書類が多い場合は、デスク脇に可動式ワゴンやシェルフを設置し、座ったまま手が届く範囲に収納をまとめると動線もスムーズになります。
また、Web会議の際にカメラに映る背面を壁にすると、生活感のない背景を確保でき、商談にも利用できます。
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2人オフィス(3〜5坪):並列配置と窓際の活用で開放感を確保
2人で使う場合は、デスクを横並びにする並列配置にすると省スペースです。向かい合わせに置くよりも奥行き方向の面積を取らず、資料やモニターの共有もしやすくなります。窓のある部屋なら、窓と平行にデスクを配置すると自然光が入りやすく、体感的な狭さが和らぎます。
Web会議が多い場合は、互いの姿や声が画面に入り込まないよう席の向きと距離をあらかじめ調整することが大切です。また、入口側に来客用の小さなテーブルを置くと応対しやすいでしょう。
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3〜6人オフィス(5〜15坪):対向型・背面型で「集中」と「共有」を分ける
3人以上では、デスクの「型」選びが重要です。省スペースを優先するなら、向かい合わせに座る対向型が基本です。コミュニケーションが取りやすく、電源や配線も島単位でまとめられます。
また、Web会議や集中作業が多いチームには、背中合わせに座る背面型が向いています。個々の作業に集中しやすく、振り返ればすぐに相談が可能です。専用の会議室を設ける余裕がなければ、中央に共有テーブルを1台置き、ミーティング・休憩・作業台を兼ねる方法もおすすめです。
デスク配置の基本4型と向いている働き方

オフィスのデスク配置は、以下の4型が基本です。自社やチームの業務内容と照らし合わせて適したものを選びましょう。
- 対向型(島型):チームで向かい合って座る。情報共有がしやすく省スペース。多くの職種に対応しやすい
- 背面型:背中合わせに座る。集中とコミュニケーションのバランスが取りやすい。エンジニアやデザイナーなど作業中心の職種に多い
- ブース型:パーテーションで各席を仕切る。電話対応や機密性の高い業務に向く反面、圧迫感が出やすい点に注意
- フリーアドレス型:固定席のないレイアウト。外出やテレワークで在席率が低い場合、面積を節約できる上、部署を越えた交流も生まれやすい
狭いオフィスを快適にする4つの工夫

レイアウトの型に加えて、以下の4つの工夫でオフィスの狭さをさらに解消できます。
- 1つのスペースを複数の用途で兼用する
- 収納家具を間仕切りとして使う
- ペーパーレス化で収納自体を減らす
- 明るい色と照明で広く見せる
1つのスペースを複数用途で兼用する
用途ごとに専用スペースを設ける余裕がない場合は、会議・来客対応・休憩を1つのテーブルでまかなうなどの工夫が必要です。兼用のコツは、使う時間帯が重ならない機能同士を組み合わせることです。
例えば、来客が午後に集中するなら、午前は同じテーブルを作業台として使えます。可動式のテーブルやスタッキングチェアも複数の用途で使えて便利です。
収納家具を間仕切りとして使う
パーテーションの代わりに、腰高のキャビネットやシェルフで空間を仕切ってゾーニングする方法です。天井まで塞がないため、採光や空気の流れを妨げず、圧迫感が出にくいという利点があります。
また、不足しがちな収納も確保しやすくなります。目線より低い120cm前後を選ぶと、座ったときは視線が遮られ、立てば室内全体を見渡せます。
ペーパーレス化で収納自体を減らす
書類をデータ化して紙を減らすことで、キャビネットの台数自体を削減できます。通路や執務スペースにゆとりが生まれ、圧迫感の解消にも直結します。まずは、契約書や請求書など保管期間が決まっている書類から着手すると良いでしょう。
あわせて、複合機やプリンターを1台に集約すれば、機器の設置面積と配線もすっきり整理できます。紙で残す書類は保管ルールを決め、定期的に見直すことが大切です。
明るい色と照明で広く見せる
壁や家具を白・ベージュなどの明るい色で統一すると、同じ面積でも広く感じられます。窓がある場合は、自然光を遮らないように背の高い家具は窓から離れた壁面に寄せます。
照明に関して、JIS規格では事務室の照度として750ルクス程度が推奨されています。明るさが足りないと目が疲れやすくなるため、天井照明だけで足りない場合はデスクライトなどを追加しましょう。
レイアウト変更が難しいなら個室レンタルオフィスがおすすめ
1〜6人規模のオフィスを検討する場合、什器の購入・搬入や退去時の原状回復といった負担が、レイアウトの自由度に見合わないケースも出てきます。また、家具の選定だけでも相応の時間と費用がかかるでしょう。
開業スピードとコストを優先するなら、家具付きの個室レンタルオフィスも有力な選択肢になります。
関西エリアを中心に展開する「Re:ZONE」は、ほとんどの部屋がデスク・チェア備え付け(部屋によっては本棚シェルフも設置)の完全個室レンタルオフィスです。敷金・礼金や家具代が不要で、入居したその日から業務を始められます。また、法人登記や許認可の取得にも対応しているため、1〜6人程度の少人数での開業・移転にもおすすめです。
まとめ
小規模オフィスのレイアウトでは、利用人数に合ったデスク配置と、兼用スペース・間仕切り収納・ペーパーレス化・色使いといった工夫が重要です。レイアウトに時間をかけずに事業を始めたい方は、家具付きの完全個室レンタルオフィスもご検討ください。
「Re:ZONE」では、内覧のご予約を随時受け付けています。オフィス拠点に関するご相談も可能ですので、下記よりお気軽にお問い合わせください。




