- Satory様
- ネイリスト/ネイルサロン「MALUA」運営。半年間ネイルスクールで学び、検定取得後にネイルサロンへ勤務。現在は自宅近くの勤務先でパートとして働きながら、レンタルオフィス「Re:ZONE」内で自身のネイルサロンを運営している。サロンでは、華やかなデザインだけでなく「自爪を守ること」を重視。手元を見るたびに気持ちが明るくなる、上品で健やかなネイルを提案している。
一人のネイリストとの出会いから始まった、自分のサロンづくり
お客様の希望により深く寄り添うため、独立という選択へ
——現在のお仕事について教えてください。勤務先のお仕事と、ご自身のサロンを両立されているのですね。
現在は、自宅近くのネイルサロンでパートとして働きながら、 自身のネイルサロンも運営しています。二つの仕事を並行するため忙しさはありますが、それ以上にやりがいや楽しさを感じています。
以前から「いつか自分のお店を持ちたい」という思いがありました。勤務先のネイルサロンでは多くのことを学べる一方で、メニューや時間の制限など、一定の制約が生じる場面もあります。
そのため、自分のサロンではお客様のご希望にできる限り寄り添い、デザインだけでなく、自爪の状態や生活スタイルまで含めて提案したいと考えていました。独立によって、その思いをより丁寧に形にできると感じています。
——ネイリストを目指したきっかけを教えてください。
もともとは、私自身がネイルをしてもらうことが好きでした。サロンに通い、好きなデザインに仕上げてもらう時間が楽しみで、気に入ったネイリストの方には継続してお願いしていました。
その中で、引っ越しなどを経て出会ったのが、ご自宅でお一人でサロンをされているネイリストの方でした。
デザインの相談だけでなく、自爪の状態までとても親身に見てくださり、お客様一人ひとりに丁寧に向き合う姿勢が印象に残っています。
その姿を見て「私もこういう人になりたい」と感じたことが、ネイリストを目指した大きなきっかけです。
手元にそっと光を灯す、サロン名に込めた思い
——サロン名「MALUA」には、どのような意味が込められているのでしょうか。
「MA」はポルトガル語の「mão(手)」から、「LUA」は「lua(月)」から取っています。二つの言葉を組み合わせ、少し造語のような形でサロン名を考えました。
私のサロンでは、派手さを前面に出すよりも、まず自爪を守ることを大切にしています。爪そのものをきれいに整えた上で、手元を見たときに少し気持ちが明るくなるようなネイルを提供したいと考えています。
月の光のように、強く主張しすぎず、上品にきらっと輝く手元へ。そのようなイメージを、サロン名に込めました。


自爪を守る施術と心地よい空間で、安心して長く通えるサロンを目指して
大人の女性を中心に、幅広い世代に選ばれるサロン
——現在のお客様は、どのような方が多いでしょうか。
30代、40代、50代、60代のお客様を中心にご利用いただいています。大人の女性に向けたサロンにしたいという思いがありましたが、実際には10代、20代の方にもお越しいただいており、幅広い年代の方にご利用いただいていることをありがたく感じています。
現在は、以前から施術を担当させていただいていたお客様を中心に、こちらのサロンにも継続してご来店いただいています。
——リピーターを増やすために、意識していることを教えてください。
最も大切にしているのは、自爪を傷めない施術です。
爪表面を削る工程がないため自爪の負担を抑えやすい「パラジェル」をベースジェルとして使用したり、ベースジェルを一層残して付け替える「フィルイン」というオフの方法を取り入れたりしながら、爪への負担をできるだけ抑えています。
こうした技術を取り入れると、本来は料金が高くなりやすい面もあります。ただ、長く通っていただくためには、品質と通いやすさのバランスが重要だと考えています。そのため、できる限り価格を抑えながら提供しています。
また、今後は自分のホームページを整備し、Google広告の活用も検討していきたいです。リピーターのお客様に支えていただきながら、新しいお客様にもサロンを知っていただける導線を少しずつ作っていきたいと考えています。
——集客面では、予約サイトやSNSをどのように活用されていますか。
現在は、予約サイトとして「Nailie Beauty(ネイリービューティー)」を利用しています。ネイリーでは、アプリ経由で新規予約が入ると予約手数料が発生します。一方で、SNS掲載用の専用予約リンクをInstagramなどに載せ、そこから予約していただくことで、手数料を抑えられる仕組みになっています。
広告費や予約手数料が経営面の負担になりすぎないよう、自分のサロンに合った形で活用することを意識しています。
白を基調に、来店した瞬間に気分が高まる空間へ
——内装も白を基調にした、明るく清潔感のある空間ですね。
店内は、広く清潔に見えることを意識しました。大理石調の床材を取り入れ、白を基調にまとめることで、落ち着きがありながら上品な印象になるよう整えています。
家具や装飾品はLOWYA、Amazon、楽天などを利用して選びました。海外のネイルスタジオの雰囲気が好きで、Instagramで海外のネイリストの投稿もよく見ています。
その雰囲気を参考にし、オリジナリティーを加えながらお客様が来店した瞬間に気分が高まる空間を目指しました。
お客様からは「駅から近くて通いやすい」「入った瞬間に明るく清潔感がある」「来店するたびに、より居心地のよい空間になっている」といったお声をいただいています。少しずつ空間を整えていく過程も見ていただけることが、励みになっています。


豊中で見つけた、安心して開業できる理想のサロン空間
駅近の利便性と落ち着いた環境が決め手に
——開業場所として、最初から豊中エリアを考えていたのでしょうか。レンタルオフィス「Re:ZONE」を選んだ理由とともに教えてください。
最初は、宝塚や川西周辺でも探していました。お客様に通っていただきやすいよう、できれば駅近がよいと考えていましたが、予算との兼ね合いもあり、条件に合う場所を見つけるのは簡単ではありませんでした。
シェアサロンを探していた際、インターネットで検索したときに表示された広告を通じて、レンタルオフィス「Re:ZONE」を知りました。問い合わせたところ、別の拠点も案内していただき、その際に「Re:ZONE 豊中01がもうすぐオープンします」と紹介いただきました。
実際に検討してみると駅から非常に近く、自宅からも通いやすい距離でした。梅田駅から電車で約10分というアクセスの良さがありながら、落ち着いた住宅街としての雰囲気もあります。私が想定していた大人の女性のお客様にもご利用いただきやすい場所だと感じ、契約を決めました。
清潔感・防犯面・費用面が、開業時の安心材料に
——実際に利用してみて、特に良かった点があれば教えてください。
大きく三つあります。
一つ目は、施設がきれいな点です。お客様が入った瞬間に清潔感を感じられることは、サロンとしてとても大切だと考えています。施術前から安心して過ごしていただける環境が整っていることは、大きな魅力です。
二つ目は、防犯面がしっかりしている点です。私は一人で施術を行っているため、防犯カメラやオートロックがあることはとても心強く感じています。男性のお客様も受け入れているため、駅近で便利な場所でありながら、安全面にも配慮されていることは、安心して運営できる理由の一つです。
三つ目は、費用面の負担を抑えられる点です。電気代込みで利用できるため、月々の負担を抑えやすいところが助かっています。また、一般的な賃貸物件のように敷金や礼金などの初期費用が大きくかからなかったため、開業時の負担を抑えて始められました。

デザインの先にある、爪の悩みに応えるサロンへ
巻き爪矯正や爪育成にも取り組み、将来は高齢者施設への訪問も視野に
——今後、挑戦したいことを教えてください。
今後は、巻き爪矯正にも力を入れていきたいです。自爪を守ることを大切にしているので、見た目を整えるだけでなく、爪の痛みや悩みに寄り添える施術も広げていきたいと考えています。
巻き爪矯正の資格はすでに取得しており、将来的にはメニューとして本格的に展開したいです。
実は、亡くなる前の祖母が巻き爪の痛みに悩んでいました。私は「治してあげる」と伝えていたのですが、それを叶えられないまま見送ることになりました。その経験が今も心に残っていて、同じように爪の悩みを抱えている方の力になりたいという思いにつながっています。
将来的にはサロンでの施術に加えて、老人ホームなどにも伺えるような形をつくっていきたいです。爪の悩みを抱える方に寄り添い、少しでも日常生活を楽にするお手伝いができる存在を目指しています。
自分らしい施術空間で、安心して通えるサロンづくりを
——今後、サロンとして大切にしていきたいことや開業を考えているネイリストの方へメッセージをお願いします。
サロンとしては、これからも自爪を守ることを大切にしながら、お客様一人ひとりの悩みに寄り添った施術をしていきたいです。爪に関する悩みがあれば、どんなことでも気軽にご相談いただければと思います。
また、これから開業されるネイリストの方にとって、レンタルオフィス「Re:ZONE」は、初期費用を抑えながら、清潔感があり、防犯面も整った自分の施術空間を持てる場所だと感じています。
一人でサロンを始める方にとって、駅近で通いやすく、安心して運営できる環境は大きな支えになります。
私自身もこの環境を活かしながら、これからもお客様に安心して通っていただけるサロンを育てていきたいです。
