会社以外の場所で仕事の資料作りや資格の勉強などをするとき、作業スペースが見つからず困っている方も多いでしょう。今回は無料の作業スペースと有料の作業スペースをまとめてご紹介していきます。自分に適した作業スペースを見つけてみてください。
無料の作業スペース
お金をかけずに利用できる作業スペースを探している方も多いでしょう。まずは無料で利用できる作業スペースをご紹介していきます。
作業スペース1．自宅
最も気軽に作業に打ち込めるスペースが自宅です。使い慣れている机やイス、事務用品などがあるので、快適な環境で作業を進められます。
ただ、子供やペットがいる家庭であれば、作業に集中できない場合があります。また、テレビや雑誌など集中力を妨げる存在もあり、誘惑に負けると作業を中断してしまいがちになります。
したがって自宅は、集中力が必要な作業には適していない環境だといえるでしょう。
作業スペース2．図書館
図書館は、静かな環境で作業に打ち込める無料スペースです。本を気軽に閲覧できるので、作業中に情報収集することもできます。
空調が整備されているため、季節を問わず快適な環境で作業に専念できるのも魅力的です。
ただ、無料で利用できることから来館者が多く、席を確保するのが困難なタイミングもあります。また、マナーの悪い来館者がいると話し声が聞こえてくることがあり、作業に集中できないことがあります。
作業スペース3．公園
過ごしやすい季節であれば、公園のベンチやテーブルなどを利用して作業を行う方法もあります。開放感あふれる環境なので、リラックスしながら作業に打ち込めるでしょう。
また、遊歩道や自販機が整備されている公園もあり、作業の集中力が切れたときにも気軽に休憩できます。
ただ、雨が降っているときだとパソコンや資料などが濡れてしまうので、作業スペースとして利用できません。また、夏や冬の季節だと暑さや寒さなどで作業に集中しづらくなります。
そのほか、虫が近寄ってくることがあり、快適に作業できない場合もあります。
作業スペース4．コワーキングスペース
コワーキングスペースとは、所属組織や身分などに関係せずに、さまざまな立場の人が利用できる作業スペースです。集まった人同士で情報交換も行えるので、ビジネスに有益な情報を得られるチャンスもあるでしょう。
最近では、無料で提供されているコワーキングスペースもあります。たとえばYahoo! JAPANはLODGEというコワーキングスペースを無料で提供しています。
なお、利用するためには身分証明書やYahoo! JAPAN IDなどが必要です。
有料の作業スペース
お金をかけると利用できる作業スペースの種類が増え、さらに自分に適した作業環境を見つけやすくなります。ここからは有料の作業スペースについてご紹介していきます。
作業スペース1．カフェ
リラックスした状態で作業を行いたいのであれば、カフェがおすすめです。穏やかなBGMが流れる環境で、好きな飲み物を飲みながら作業に打ち込めます。
お腹が減ったときには食事もできるので、料理を作る手間も省けます。通常のコーヒーを頼む程度であれば、コストも高くはなりません。
ただ、一般客の雑談が自然と耳に入ってくる環境です。雑談の内容が気になり始めると、作業に集中できないこともあります。そのほか、作業の内容によってはスタッフから中断を求められる場合もあるので、注意してください。
作業スペース2．ユニットハウス
ユニットハウスとは、工場で事前に大枠を組み立てた建物をクレーン車で現地に運び込んだ建物です。
最短1日で施工することも可能であり、さまざまな目的で使える気軽な作業スペースとしても注目されています。おしゃれなデザインのユニットハウスも販売されており、自分好みの空間で快適に作業できます。
不要になったら移設・売却できるので、導入するリスクも最小限です。ただし、施工にともない建築確認の申請が必要になることがあります。
作業スペース3．Web会議ブース
Web会議ブースは、Web会議や打ち合わせ、簡単なデスクワークなどを行える少人数向けの作業スペースです。
建物の中にブースを用意することで、室内でも外部と遮断された環境で作業を行えるようになります。
オープンスペースと違って、周囲の声や視線が気にならないので、作業に集中しやすいです。また、自席でオンライン会議をしなくて済むため、周囲の人々に重要な情報を知られる心配もありません。そのほか、会議室が埋まっているときでも、個別でWeb会議を始められます。
パーティションブースやパネル付きデスクなど、個室ではないタイプもあります。人数や目的に応じた作業スペースを気軽に用意できる点も便利です。
作業スペース4．レンタルオフィス
レンタルオフィスは、ビジネスに必要な環境が整っている作業スペースです。
たとえば賃貸オフィスとは異なり、インターネット環境があらかじめ整備されていたり、受付サービスが用意されていたりします。専用個室の作業スペースを利用できるタイプがほとんどであり、公共スペースと違って情報漏えいの不安も少ないです。
レンタルオフィスによっては、オフィス機器やセキュリティ体制、空間のデザインなどが異なります。快適に作業するためには、自分に適したレンタルオフィスを選ぶことが重要です。
多くの企業がサービスを提供しており、都会だけでなく全国的に利用できる作業スペースとして認知され始めています。最寄りのレンタルオフィスを見つけることも難しくないでしょう。
作業スペースとして使えるおすすめレンタルオフィス
自宅やカフェ、図書館などの作業スペースだと、ビジネスに集中できないことがあり、レンタルオフィスの利用を検討したい方もいるでしょう。ビジネスの作業スペースとしておすすめのレンタルオフィスがRe:ZONEです。
Re:ZONEの概要
Re:ZONEは、1部屋29,700円からプライベートの作業スペースを活用できるレンタルオフィスです。
完全個室なので、周囲からの音や視線を気にせずに作業に集中できます。24時間365日利用できるので、突然作業が必要になったときでも柔軟に利用可能です。
共用部には防犯カメラを設置しているほか、入室管理にスマートロックを採用しており、セキュリティに関しても安心です。作業による情報漏えいが不安な方でも、利用しやすいでしょう。
定期借家契約にもとづくサービスであり、通常のオフィスと同様に融資や免許も受けられます。気になった方はひとまず内覧を予約してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、一般的な作業スペースについて、無料と有料の観点に分けてご紹介しました。
作業に利用できるスペースは意外と多くの種類があり、思わぬ作業スペースが見つかったのではないでしょうか。
基本的に作業環境にこだわりがなければ、無料のスペースでも問題はありません。ただ、騒音や温度などの要素によっては、作業の集中に支障をきたすことがあります。また、作業内容によっては情報漏えいに注意しなければなりません。
多少コストをかけてもかまわないのであれば、レンタルオフィスのように安心して作業に打ち込める有料のスペースも検討してみるとよいでしょう。
