アパレルブランドを立ち上げて成功者になる夢を持っている方も多いでしょう。ただ、理解不足でアパレルブランド立ち上げに踏み出すと、失敗するリスクも高まります。今回は、アパレルブランド立ち上げとは何かがわかるよう、メリットや年収、成功例、流れなどを解説します。失敗しないためのポイントにも触れているので、立ち上げの参考にしてみてください。
アパレルブランド立ち上げとは？
アパレルは衣料品をあらわす言葉であり、アパレルブランドはその名の通り衣料品のブランドです。数多くの起業家がアパレルブランドを立ち上げて成功しています。
まずは、アパレル起業についてイメージが湧くように、アパレルブランド立ち上げのメリットや年収、成功例などを解説します。
アパレルブランド立ち上げのメリット
すでにある衣料品を仕入れて販売すれば儲かると思うかもしれませんが、事業を始めると課題に気づき始めます。仕入れた商品はほかのサイトやショッピングモールでも売られるため、安く販売している所があると売れにくいです。価格を下げてしまえば儲からなくなってしまうでしょう。
その点、アパレルブランドを立ち上げるメリットは、競合が販売できないオリジナル商品を販売できることです。需要が高い商品であれば価格を高くして販売することも可能でしょう。消費者のニーズを捉えた斬新なアイデアがあれば、アパレルブランドの立ち上げに挑戦する価値は高いといえます。
アパレルブランド立ち上げの年収
アパレルブランドの立ち上げが儲かるのか気になっている方もいるでしょう。アパレルブランドを立ち上げた経営者の年収は、約250万円～1,000万円といわれています。
最近では自社店舗を持たず、インターネットをベースにアパレル商品を販売しているブランドが、立ち上げから1年で年商5億を達成した事例も話題となりました。ネットショップであれば年収が高くなりやすいようです。
アパレルブランドの立ち上げに成功すれば巨額を稼ぐことも夢ではないでしょう。
アパレルブランド立ち上げの成功例
アパレルブランド立ち上げの成功例として挙げられるのがファーストリテイリングが展開しているユニクロです。1984年に広島市中区に1号店が立ち上げられました。今では、高品質にもかかわらず低価格のカジュアルブランドが、人々の生活に欠かせない存在として認知されています。
国内だけでなく海外にも進出しており、2006年11月には「ユニクロ SOHO NY店」を出店。2007年には韓国初の大型店舗となる「ユニクロ 明洞店」、フランス初となる「ユニクロ パリ・ラ・デファンス店」なども出店しました。
2023年8月決算では、純利益が3,000億円近くになり、3年連続で過去最高を更新したとのことです。
アパレルブランド立ち上げの流れ
アパレルブランド立ち上げの流れで特に重要なのは下記の3ステップです。それぞれのステップについて解説します。
ステップ1．販売方法を決める
アパレル商品の販売方法を決めます。主に実店舗で販売する方法とECサイトで販売する方法に分けられます。
実店舗で販売するのであれば、店舗を建てたり、デパートに出店したりする方法を選択可能です。ECサイトで販売するのであれば、自社でECサイトを構築したり、ECモールに出店したりする方法を選択できます。
ステップ2．資金を用意する
アパレルブランド立ち上げには、商品の企画や製造、店舗の建設費用、ECサイトの制作費用などさまざまなコストが発生するため、資金の確保が必要です。
自己資金を貯めるほか、金融機関からの融資や、家族・知人からの借入、補助金・助成金、クラウドファンディングなどの手段を検討できます。
ステップ3．オリジナル商品を開発する
オリジナル商品を手軽に開発したいのであれば、ハンドメイドで作る方法があります。古着のジーンズなどを安く仕入れて、バックにリメイクするなどすれば、オリジナル商品を作ることが可能です。
最近では、デザインエディタで作成したデザインをもとにオリジナル商品を制作してくれるサービスもあります。アパレルブランド立ち上げにあたっても検討できるでしょう。
アパレルブランドの立ち上げに失敗しないためのポイント
アパレルブランドの立ち上げでは、始めてからわかる苦労が多いです。アパレルブランドの立ち上げに失敗しないためのポイントをまとめてみます。
ポイント1．倉庫会社と密に連携する
アパレルブランドを立ち上げるときは、商品を管理する倉庫会社と連携する必要があります。
倉庫会社との連携が不足すると、配送ミスによって在庫がなくなるなどして、購入者に迷惑をかけることもあるようです。
倉庫会社と細かくコミュニケーションを交わして、ミスのない販売体制を構築しましょう。
ポイント2．融資や在庫管理のリスクを減らす
アパレルブランドの立ち上げにあたって融資を受ける手段もありますが、商品が安定して売れないと返済できません。本業などで利益が出ているのであれば、利益を原資にして立ち上げることで、融資のリスクを回避できます。
商品を大量に生産すると、在庫を過剰に抱える失敗も起こり得るでしょう。事業の成長スピードは下がるかもしれませんが、完売したり予約販売で売れたりした分だけ発注するなどして、在庫管理のリスクを回避することも可能です。
アパレルブランド立ち上げに役立つレンタルオフィス
アパレルブランドの立ち上げにECサイトを活用するのであれば、商品を物流倉庫で管理して事務作業を別の拠点で行う方もいるでしょう。
事務作業をする拠点を確保するならレンタルオフィスを検討してみてはいかがでしょう。レンタルオフィスは、ビジネスに必要なワークスペースをまとめて借りられるサービスです。
業務に適した最小限のスペースを選べるので、賃料を抑えるのに役立つでしょう。
参考にRe:ZONEというサービスをご紹介します。
Re:ZONE
Re:ZONE
Re:ZONEは、1部屋27,500円から事務作業に使えるプライベート空間を借りられるスモールレンタルオフィスサービスです。
24時間365日、土日祝日を問わず好きなタイミングで利用できます。アパレルブランドの立ち上げにあたって思う存分準備に使えるでしょう。
防犯カメラが設置されており、スマートロックの入室管理にも対応しています。オリジナルブランドの企画に関する機密情報の漏えいも防ぎやすいでしょう。
最短で申込日から1週間程度で入居できるので、立ち上げを決めてからスムーズに拠点を確保できます。
内装については内覧でご確認いただけます。雰囲気や広さなどが気になる方は下記のバナーをクリックしてHPをご確認ください。
まとめ
今回はアパレルブランドの立ち上げについて全体像がわかるように解説しました。
アパレルブランドは衣料品のブランドです。立ち上げてオリジナル製品を販売すれば、競合とは差別化した販売戦略を取ることができます。
短期間で年商が1億円を超える事例もあり、ビジネスを成功させて大金を稼ぎたい方であれば、挑戦してみる価値は高いです。
ただ、立ち上げてから多くの課題に直面するケースも珍しくありません。失敗したときの損失が大きくならないよう、融資や在庫管理のリスクを減らすことも重要です。
立ち上げにあたって事務作業の拠点を確保したい場合はレンタルオフィスも利用できます。利用する場合は、企画段階で商品の機密情報が洩れないよう、セキュリティ環境が整ったサービスを選びましょう。
