- 荒木様
- ドラッグストアコンサルタント。東京の大学を卒業後、1999年に地元・大阪のドラッグストアへ入社。店舗スタッフ、店長、エリア担当、商品部での仕入れ業務など、現場と本部の両面で経験を重ねる。その後、広告代理店で販促や提案の視点を磨き、2017年9月に独立。現在は、メーカーに向けたブランドマーケティング支援と営業研修を軸に、売場で実現できる提案づくりを支援している。レンタルオフィスRe:ZONEを活用しながら、オンライン配信や長時間の研修にも対応できる環境を整え、事業を展開している。
現場を知るからこそ、できる支援がある
メーカーの思いを、現場で選ばれる提案へ変えていく
——ドラッグストアコンサルタントとは、具体的にはどのようなお仕事なのでしょうか。
ドラッグストアに商品を提案するメーカーの皆さまに向けて、採用されやすい提案の進め方や、売れやすい売場づくりについて助言を行っています。
マーケティングや営業の観点から支援しながら、メーカー側の理想だけでなく、実際の店舗で無理なく実現できる形へ落とし込んでいくことが主な役割です。
実際に店舗運営へ直接入るというよりは、商品を供給するメーカー側に立ち、現場を理解している立場からサポートしています。
ドラッグストアと広告代理店で培った視点が、今の仕事の土台に
——独立するまでのご経歴を教えてください。
東京の大学を卒業後、1999年に地元・大阪のドラッグストアに就職しました。
入社後は、店舗スタッフ、店長、エリアマネージャーとして現場経験を重ねたのち、商品部へ異動し、仕入れを担うようになりました。メーカーの方々と直接やり取りする機会が増える中で、メーカー側にも固有の悩みや難しさがあることを強く実感しました。
現場では、良い商品であっても、必ずしも採用や売上に結びつくとは限りません。そうした課題に触れる中で、ドラッグストアの現場や意思決定の流れを理解している立場から、力になれることがあるのではないかと考えるようになりました。
——その思いを、どのように独立という形へつなげていったのでしょうか。
ドラッグストアを退職し、すぐに独立したわけではなく、まずは2年間、広告代理店に転職しました。小売業とは異なるビジネスモデルや利益構造を学び、自分の視野をさらに広げたいと考えたためです。
広告代理店での経験は、現在の仕事にも大いに生きています。
メーカーの販促や提案を考えるうえでも、当時身につけた視点は大きな土台になっています。
そうした経験を経て、2017年9月に、ドラッグストアコンサルタントとして独立しました。ドラッグストアの現場で培った実務感覚と、メーカー側の課題への理解、その両方を生かせる形を模索した結果が、現在の事業につながっています。

現場視点の提案を深めながら、働く環境を整えてきた
ブランド支援と営業研修を軸に、現場で動く提案を磨き続ける
——現在のメイン事業について教えてください。
事業の柱は大きく二つあります。
一つ目は、メーカーと1年〜3年単位で伴走しながら、ブランドマーケティングを支援する仕事です。どのように売っていくかを一緒に考え、計画を立て、実行し、その結果を検証しながら改善を重ねていきます。
二つ目は、メーカーの営業担当者に向けた研修です。小売のバイヤーに対して、どのような提案を行えば受け入れてもらいやすいのかを、考え方と実践の両面からお伝えしています。
——そうした支援を行ううえで、荒木様ご自身では、どのような点が強みだとお感じでしょうか。
私の強みは、計画を立てるだけで終わらず、実際の売場まで見据えて落とし込めることだと考えています。メーカーが思い描く理想の売場が、そのままでは店舗で実現しにくいことも少なくありません。
そこで、売場の特性に応じて複数のパターンを用意したり、販促物のサイズ感や見せ方を見直したりしながら、現場で機能する形へ整えていきます。うまくいかなかった場合も要因を一緒に検証し、次の提案の精度向上につなげられる点が強みです。
積み重ねた信頼が、新たなご縁を呼び込んでいく
——新しいクライアントはどのように開拓しているのでしょうか。
多くはご紹介によるものです。自分から積極的に営業をかけるというよりも、目の前の仕事に一つひとつ丁寧に向き合っていく中でご縁が広がり、新たな案件につながることが多いです。
会社員時代にご一緒していた方から、年月を経て改めてお声がけいただくこともありますし、noteや登壇の機会を通じて知ってくださる方もいらっしゃいます。
紹介を前提に仕事をしているというよりは、まずは一つひとつの仕事を着実に積み重ねていくことが大切だと感じています。
東京から大阪へ、働き方の変化に合わせて拠点を見直す
——独立当初は、どのような環境で仕事をされていたのでしょうか。
独立当初の3年ほどは、東京都中央区で、事務所兼自宅のような形で仕事をしていました。
独立したばかりの時期でもあったため、住所も事業の印象を左右する要素の一つとして意識しながら事務所を選びました。
その生活は、ちょうど2020年2月頃まで続きました。契約を更新するかどうかというタイミングと、コロナ禍を迎える時期が重なったのです。3年ほどで仕事が増えてきたこともあり、家族も大阪にいたため、大阪へ拠点を移すことにしました。
—大阪へ移られてからは、仕事場としてどのような場所を選ばれたのでしょうか。
最初に借りたのは、大阪市内のシェアオフィスでした。東京で事務所兼自宅の家賃を払うよりも費用はかなり抑えられたのですが、入館可能な時間が決まっており、朝8時から夜10時までという制限がありました。
個室や会議室は予約制で、コロナ禍以降はリモートワークで活用される方も多く、利用したい時間帯に空いていないこともありました。
また、私の場合は半日がかりの研修を行うこともあるため、シェアオフィスで付与されるポイントの範囲では足りず、追加料金が発生するケースも少なくありませんでした。
固定費を抑えられる点は大きな魅力でしたが、仕事の進め方との相性を考えると制約も多く、より安定して使える環境を求めて、レンタルオフィスを検討するようになりました。

自分に合う環境を整えることが、安心して仕事を進める支えになる
24時間使える個室と十分な収納が、長時間の研修と情報管理を支える
——現在利用しているRe:ZONEのレンタルオフィスを選んだ経緯を教えてください。
Re:ZONEさんの広告を見かけたことがきっかけでした。決め手になったのは、24時間365日利用できることに加え、個室で鍵があり、空調もきちんと整っていたことです。
私の場合、セミナー配信が長時間に及ぶことも多く、先日も6時間ほど配信を行いました。研修用の資料づくりが直前になることもあり、前日から深夜3時、4時頃まで作業するような日もあります。そうした働き方を踏まえると、時間を気にせず使える環境は非常にありがたいと感じています。
——Re:ZONEのレンタルオフィスを利用するメリットは何でしょうか。
24時間365日利用できることに加えて、収納力があり、資料や情報を第三者の目に触れずに管理できることも大きなメリットです。オンライン中心の働き方は定着しましたが、コロナ禍が落ち着いてからは東京へ行く機会も再び増えてきました。
そうなると、資料や荷物を保管できるロッカーや収納スペースの広さが非常に重要になります。実際、本や資料も多いため、事務所を自分の業務に合わせて整えながら、必要なものをそのまま置いておけるのはとても助かっています。
自宅で作業するという選択肢もありますが、書類や本、データ類はできるだけ持ち出さないようにしています。契約に関わる資料も多く、外付けハードディスクのように、万一の紛失や破損が大きなリスクにつながるものもあるためです。
必要な資料やデータを一か所に集約し、安易に移動させずに管理できる環境があることは、業務効率の面だけでなく、情報管理やセキュリティの面でも安心につながっています。
——ご契約の手続きはいかがでしたか。
とても進めやすかったです。オンライン面談で業種などを確認していただきながら手続きを進める形で、特に不便を感じることはありませんでした。
朝の執筆から夕方まで、日々の仕事を支えるオフィスの使い方
——日々どのようにオフィスを使われていますか。
朝7時頃にオフィスへ来て、身支度を整えた後、毎日書いているnoteの記事に取りかかります。そのまま夕方5時頃まで仕事をし、普段はその時間を一つの目安として切り上げることが多いですね。
昼食は近隣のスーパーで買うこともありますし、必要な日用品や消耗品も近くの商業施設やドラッグストアでそろえています。近くに買い物ができる場所があるのは、食事の面でも日々の業務に必要なものを調達する面でも便利だと感じています。

業界により良い変化を広げていくために
無駄を減らしながら価値を高め、挑戦する人の背中も押したい
——今後の展望や目指していることを教えてください。
ドラッグストア業界やその周辺に関わるサプライチェーンに対して、しっかりと結果を出しながら、少しずつでも良い影響を広げていきたいと考えています。たとえば、販促物が必要以上に作られ、そのまま廃棄になってしまうような無駄は、まだまだ減らせる余地があるはずです。そうした課題を見直しながら、業界全体が少しでも良い方向へ進んでいくように貢献していきたいです。
——最後に、これから独立に挑戦する方へのメッセージをお願いします。
私も独立当初は不安でしたが、自分で決めたことをやり遂げる楽しさが不安を上回りました。いま目の前の仕事に誠実に向き合えば、紹介やご縁は自然と広がります。
また、働く環境を選ぶうえでは、自分の仕事の進め方に合った場所を見極めることも大切です。24時間使える個室や十分な収納など、長時間の作業にも対応できるオフィスが私には不可欠でした。
その点で、Re:ZONEは、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスの両方を重視したい方におすすめできるオフィスだと感じています。料金面の納得感があるだけでなく、清掃が行き届いていて、いつ訪れても清潔感が保たれているのも魅力です。実際に使う立場として、気持ちよく仕事ができる環境が整っているのは、とてもありがたいですね。
