SOHOとは「Small Office Home Office」を略した言葉です。「小さな事業所で情報通信機器を活用しながら、個人事業主が受注した仕事をこなす業務形式」を指します。自宅を仕事場としている個人事業主の方も、働き方はSOHOに該当するので覚えておきましょう。ちなみに上記の考え方は、日本政府から認可を受けてSOHOの普及や支援を行っている「日本SOHO協会」が提唱しています。メディアによっては小さな事業所で業務を行っている会社の働き方もSOHOに含めているようですが、本記事では個人事業主の働き方の1つをSOHOとして解説を進めていきます。フリーランスとして個人事業主扱いで働いている方の多くは、SOHOでオンラインのやり取りを行いながら仕事の交渉や受注などをこなしていらっしゃるでしょう。そこでフリーランスが増加している現在、比例してSOHOのシェアも増加しているのがポイントです。SOHOをしているからといって、事業所扱いしている場所だけを拠点に仕事をしないといけない、という制約はありません。人によってはカフェや図書館で「ノマドワーク」をしたり、スマートフォンで外出先からやり取りを行ったりする場合もあるでしょう。成約を受けない自由な働き方を推し進められるのが、SOHOという考え方です。