- K様
- エステティシャン/フェイシャルエステサロン「RAY LOW」オーナー。エステティシャンとして20年にわたり現場に立ち、美容クリニックでの勤務を通じて技術と経験を重ねる。かねてより「いつかは自分の店を持ちたい」という思いを抱き、約2年をかけて商材の選定や勉強会などの準備を進めたのち、フェイシャルエステサロンを開業。サロンの拠点としてレンタルオフィス「Re:ZONE 北浜02」を利用し、30代後半以降の女性を中心に肌の艶感を引き出すエイジングケアを提供している。
ずっと胸に抱いてきた、独立という目標。エステティシャンとしての歩みが、一軒のサロンに実を結ぶまで
長く温めてきた思いが、「そろそろ」という実感に変わるまで
——まずは、ご自身のお店を持とうと考えられたきっかけを教えてください。
長年エステティシャンとして現場に立つなかで、「いつかは自分の店を持ちたい」という思いを抱き続けてきました。技術や経験を重ねるうちに、自分のなかで「そろそろ、その時かもしれない」と思えるタイミングが訪れたのだと思います。
そこからは、開業の2年ほど前から商材の勉強会に通い、取り扱う商品の契約を一つひとつ進めながら、時間をかけて土台を固めていきました。
物件選びだけは、すべての準備を整えたうえで最後に契約しようと決めていました。焦らず探し続けるなかで「ここなら」と思える場所に出会い、自然な流れで契約へと踏み出しました。
「ずっと光り輝いていてほしい」。名前に込めた願いと肌の艶を引き出す施術
——サロン名「RAY LOW」の由来と、メニューに込められた思いを教えてください。
サロン名の「RAY LOW」には、「ずっと光り輝いていてほしい」という願いを込めています。お一人おひとりが、いつまでもご自身らしく輝き続けていただけるように。その思いから名づけたサロンです。
この「輝き」を、肌の艶という形で引き出していくこと。それを大切にしているのが、当サロンのエイジングケアです。
主に30代後半から、肌の変化が気になり始めた方に向けたメニューですが、実際には50代・60代のお客様にも多くご来店いただいています。施術は、ピーリングやハーブピーリング*を中心に組み立てています。
*ハーブの粉末を肌に用いて、植物の力で肌の生まれ変わりを促すことを目的とした施術
——他店との違いは、どのようなところにあるのでしょうか。
特定のメーカーや商材にこだわることなく、自分自身が「これはいい」と納得できたものだけを、しっかりと見極めて取り入れているところだと思います。お客様の肌に触れるものだからこそ、選ぶ目に妥協はしたくありません。
もう一つは、施術にマッサージを取り入れていることです。肌へのアプローチだけでなく、肩こりをほぐすリラクゼーションの要素まで含めることで、心も身体もゆるめていただけるよう努めています。
——ご予約は、どのような経路が多いのでしょうか。
インスタグラムやご紹介からご予約いただく方が中心です。少しずつではありますが、こうしてご縁の輪が広がってきていることに、確かな手応えを感じています。

始まりの場所を、どこに定めるか。立地に込めた確かな狙い
競合に埋もれない街で、じっくりとサロンを育てていくために
——エステサロン用の物件探しでは、どのようなご苦労がありましたか。
当初は、マンションの一室でサロンを開くことも視野に入れて探していました。ところが、そもそもサロンの営業が認められているマンション自体が少なく、条件に合う物件はなかなか見つかりませんでした。
そうした折に巡り会えたのが、Re:ZONEさんです。駅からのアクセスも良く、建物にも清潔感があり、最初に物件を知ったときから「いいな」と感じたことを今でも覚えています。
——場所選びで意識されたことはありますか。
似たようなエステサロンが密集している地域は、あえて選びませんでした。そうした場所では、どうしても広告費をかけているお店にお客様が集まりやすく、広告を出していなければ、存在を知っていただくことすら難しくなってしまうからです。
その点、北浜エリアはエステサロンが少なく、街並みも落ち着いています。競合に埋もれることなく、じっくりとサロンを育てていけると考えて、この場所を選びました。
——エステサロンに合う物件は、エリアによって見つかりやすさが変わるとも言われます。北浜エリアではいかがでしたか。
エリアによる違いは、確かにあるのかもしれません。少なくとも北浜では、サロンを開けるような物件は限られていました。そのなかで、立地も設備も納得のいく場所に出会えたことは、今振り返ってもありがたいご縁だったと感じています。
落ち着いた街並みと清潔感のあるビル。第一印象で安心していただける場所であるために
——実際に北浜エリアで開業されて、この街についてどのように感じていらっしゃいますか。
街全体に、落ち着いた穏やかな空気が流れています。ビルそのものも清潔感があり、お客様に安心して通っていただける環境です。エステサロンを構える場所として、恵まれた立地だと感じています。
実際に、北浜の周辺でお勤めの方からは、「静かで、いい場所だね」と声をかけていただくことがあります。ビルについても「きれいだね」「新しいね」と、お褒めの言葉をいただくことが少なくありません。
第一印象で安心していただけること。それは、サロンにとって何より大切なことだと考えています。

独立という一歩を踏み出すうえで、判断の支えとなった条件
敷金・礼金がかからない心強さと、細やかに整えられた快適さ
——数ある選択肢のなかで、最終的にRe:ZONEを選ばれた一番の理由は何だったのでしょうか。
決め手となったのは、建物の清潔感と初期費用を抑えられたことです。とくに敷金・礼金がかからない点は、これから独立しようとしている自分にとって、大きな後押しになりました。
スタート時の負担が軽くなった分、内装や商材といったサロンの価値に直結する部分へしっかりと予算を回すことができました。お客様に満足していただける環境づくりに、より力を注げたと感じています。
——お部屋の設備で、「これは助かった」と感じられた点はありますか。
意外と見落としがちなのですが、コンセントが3口あることには日々助けられています。エステの施術では複数の機器を同時に使うため、電源の数は思いのほか重要です。
Wi-Fiもすぐに使える状態が整っており、開業初日から不自由なく業務を始めることができました。こうした細かな部分まで整っていたことは、実際に使う立場として、何よりありがたく感じています。
「白くて、清潔感のある部屋」。思い描いた理想の空間を一つずつ形に
——とても素敵な内装ですが、開業前から具体的なイメージはお持ちだったのでしょうか。
「白を基調とした、清潔感のある空間にしたい」というのは、早い段階からはっきりと決めていました。
もともとハワイが好きで、現地のリゾートで出会うようなエステサロンの、ゆったりと心がほどけていく雰囲気に惹かれていたのです。そうした空間を、以前から思い描いていました。
——家具や装飾品は、どちらで揃えられたのでしょうか。
揃えた場所は、さまざまです。施術ベッドはエステ専売のものを取り寄せ、カーテンはインターネットのオーダーメイドショップで、イメージにぴったり合うものを探しました。
楽天で見つけたものもありますし、雑貨のなかには、ハワイを訪れた際に買い求めてきたものもあります。


お一人おひとりとの時間を、大切に重ねていく。そして、独立を迷う方へ伝えたいこと
資金にゆとりを持たせて、無理のない範囲から始めることの心強さ
——独立して、どのようなメリットを感じていらっしゃいますか。
施術のペースを、自分の裁量で組み立てられることです。予約の間隔を自分で決められるので、お客様のその日の体調やお肌の状態に、じっくりと合わせて施術を進めることができます。
お一人おひとりと丁寧に向き合いながら、自分の理想とする施術を一から形にしていく。それが、独立して得られた一番のメリットだと感じています。
——独立を迷っている方へ、何かアドバイスをいただけますか。
私の場合は、資金にできるだけゆとりを持たせ、初期費用を抱え込みすぎないよう、小さくスタートしました。開業してみて思うのは、お店を始めること以上に、続けていくことのほうが大変なのだろう、ということです。
だからこそ、最初は無理のない範囲で始めておくことで、焦らず自分のペースで続けていけるのではないかと感じています。
「悩んだとき、ここに来れば」。お一人おひとりと末永く、信頼を重ねていけるサロンへ
——最後に、今後の展望を教えてください。
「何か悩みを抱えたとき、ここに来ればきっと良くなる」。そう思って足を運んでいただける、信頼されるサロンであり続けたいです。
お一人おひとりと末永くお付き合いをしながら、お客様の毎日に、そっと寄り添える存在でありたいと思っています。これからも一日ずつ、この場所を丁寧に育てていきたいです。
