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心のケアが身近になる時代に。相談の場を広げる心理士がサテライトオフィスとして選んだ「Re:ZONE 京橋01」の魅力

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溝口様

Re:ZONE

溝口様

利用オフィス

Re:ZONE 京橋01
  • 溝口 様
    臨床心理士・公認心理師/心理カウンセリング機関「Wisteria」代表。大学卒業後、精神科クリニックの心理士としてキャリアをスタート。児童の発達相談をはじめ、医療・教育・産業領域で経験を重ねたのち、落ち着いて心理療法に向き合える場を求めて独立。現在は大阪市生野区で心理カウンセリング機関「Wisteria」を運営し、思春期を中心に乳幼児期から青年期までの子どもとその保護者・ご家族、そして成人の方まで、幅広い年代の心理相談を行っている。また、相談の場を広げるため、「Wisteria」のサテライトオフィス(分室)としてレンタルオフィス「Re:ZONE 京橋01」を活用している。

心のケアが、まだ「表に出にくかった」時代から。精神科での経験を経て、独立を志すまで

条件が少しずつ整う中で、温めてきた思いを形に

——まずは、これまでのご経歴について教えてください。

もともとは精神科クリニックの心理士としてキャリアをスタートしました。臨床経験30年の内、勤務先のクリニックは変わりながらも、精神科の心理の仕事には20年以上関わっています。

当時は今に比べると、精神科や心理相談に対する心理的なハードルが高い時代でした。特に子どもの発達に関する相談は、対応できる場所が限られていて、大きな病院や福祉の現場で支えられていることが多かったと思います。

また、心理士として働ける場所そのものも、多くはありませんでした。児童相談所などの公的機関、大学から紹介を受けた病院やクリニック、あるいは大学に残って研究を続ける道が中心です。

公務員以外では医療機関が主な選択肢だったため、最初の現場として精神科を経験する心理士は、少なくありませんでした。

——その後、ご自身で開業された理由を教えてください。

開業への憧れは、以前から抱いていました。年齢を重ね、これからのキャリアを考えたとき、医療機関や教育の現場では求められる役割も多く、心理療法に腰を据えて取り組める時間を十分に確保するのが難しい場面もあると感じるようになったのです。

だからこそ、自分の責任のもとで、落ち着いて心理療法に向き合える場所を持ちたいと思うようになりました。自分の力を試してみたいという気持ちもありましたし、年齢的にも、少しずつ条件が整ってきたという実感がありました。

急に決断したというより、長く温めてきた思いが、次第に実現へと近づいていったという感覚です。

相談へのハードルが下がり、心のケアが身近になってきた

——心理相談やメンタルケアへの需要は、この5年、10年で変わってきたと感じますか。

ずいぶん変わってきたと感じています。社会全体の意識も高まり、かつてのように相談を「特別なこと」「人には言いにくいこと」と捉える空気は、だいぶ薄れてきました。心の不調を気軽に口にできるようになり、相談へのハードルそのものが下がってきたのだと思います。

背景には、社会の変化もあると感じています。働き方が多様になり、SNSの広がりとともに人間関係も複雑さを増すなかで、慢性的なストレスを抱える方は確実に増えています。実際、国の調査でも、心の不調を抱える方の数は年々増える傾向にあります。

一方で、特に若い世代を中心に、心のメンテナンスや自己理解の一環として、前向きにカウンセリングを利用される方も増えてきました。「そういうことを話してもいい」「理解してもらえる」という空気が、少しずつ広がってきたのだと思います。

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安心と納得を土台に、一人ひとりと向き合う。対象とする年代から面接の進め方まで

言葉でじっくり語り合える年代と、丁寧に歩むカウンセリングのかたち

——現在は、大阪市生野区で心理カウンセリング機関「Wisteria」を運営され、そのサテライトオフィスとしてレンタルオフィス「Re:ZONE 京橋01」をご利用いただいています。「Re:ZONE 京橋01」では、どのような方を対象に相談を受けていらっしゃいますか。

軸足を置いているのは、思春期・青年期の方です。中学・高校・大学生から20代の方まで、幅広くご相談が寄せられます。

小さなお子さんの場合は、おもちゃを使った遊びを通して関わることも多く、生野区の相談室ではお子さんも対象にしています。一方、当室では、あえてそうした設備を置いていません。

基本的には成人の方を対象としていますが、対話での相談が可能な中学生以上の方から受け入れています。

——カウンセリングでは、どのような進め方を大切にされていますか。

カウンセリングやセラピーには、さまざまな形があります。早く症状を和らげたい方もいれば、まずは日常生活を整えたいという方もいらっしゃいます。どちらも、大切な選択肢のひとつです。

一方で、生活を支えるためのカウンセリングと、自分の人生に向き合うためのセラピーとでは、性質が少し異なります。深く心を扱う心理療法では、最初の4〜5回を予備面接として行い、抱えていらっしゃる課題や今後どのように取り組んでいくかを、丁寧に共有していきます。

そして、深い課題に触れる過程では、一時的につらさが表れることもあるため、必要に応じて医師と連携することもあります。無理に進めるのではなく、ご本人の理解と納得を大切にしながら歩んでいくことを大切にしています。

「自分の部屋がある」ことが、心理士にもたらすもの

——心理士にとって、固定のオフィスを持つ意義は大きいのでしょうか。

訪問支援のように、こちらから出向くかたちの仕事もあり、それぞれに大切な役割があります。そのうえで、心理療法を行う側にとっては、安定して面接ができる場所を持つことに、とても大きな意味があると感じています。

週に一度でも、決まった時間と決まった場所を確保しておきたい。そうした思いがあります。

雇用されている現場では、心理療法そのものに加えて、組織を支えるためのさまざまな業務を担うこともあります。

いずれも欠かせない仕事ですが、だからこそ、自分の責任のもとで落ち着いて心理療法に向き合える場所を持てることには、何ものにも代えがたい価値があると感じています。

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駅近の相談拠点がもたらす安心感。アクセスの良さと、管理された環境という安心

「駅に近い」という通いやすさが、相談に来られる方にどう感じてもらえるのかを試してみたかった

——もともと心理カウンセリング機関「Wisteria」を運営されるなかで、新たに相談を受ける場を増やそうと思われたのは、どのような経緯からだったのでしょうか。そして、レンタルオフィス「Re:ZONE 京橋01」を選ばれたきっかけは何だったのですか。

相談室の情報発信や、検索で見つけていただくための工夫には、手探りの部分が多くありました。

心理士という仕事を理解したうえでの支援も限られるなかで、駅に近い場所がどのような効果をもたらすのか、一度試してみたいという思いがあったのです。

駅直結や駅前といったアクセスの良さが相談に来られる方にとってどれほど意味を持つのか、その視点で探していたときに出会ったのが、Re:ZONEのレンタルオフィスでした。

——実際に、京橋という土地や駅近の立地には効果を感じていますか。

近さは大きいと感じています。京橋という地域名が検索につながっている面もあるとは思いますが、何よりも通いやすさだと思います。

このあたりはJR大阪環状線やJR東西線、大阪メトロ長堀鶴見緑地線など5つの路線が利用でき、さまざまな方面からお越しいただけます。

自宅から通いやすい、仕事のついでに立ち寄りやすい、駅が近くてすぐに電車に乗ることができる。そうした通いやすさに、想像以上のニーズがあるようです。

セキュリティと人の出入り。自宅とは違う、管理された環境だからこその安心

——レンタルオフィスを選ぶうえで、安心できた点はありましたか。

セキュリティですね。女性の心理士が一人で、男性のクライアントを含めて面接を行う場合、安心して対応できる環境はどうしても必要になります。

Re:ZONEのレンタルオフィスには、共用部への防犯カメラの複数設置やスマートロックによる入室管理などのセキュリティが備わっていて、周囲にもさまざまなオフィス利用者がいます。

自宅や一人で借りているマンションを使っている人もいますが、そういった場所で相談を受ける場合とは異なり、人の出入りがあり、管理の行き届いた環境であることは、大きな安心材料になります。

しかも、こうした環境が手の届きやすい費用で利用できることも選ぶうえで大きな後押しになりました。

コストを抑えながら、自宅やマンションとは違う安心感のある場所を持てる。その点に、大きな意味があると感じています。

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必要としている人がいるからこそ。開業という選択に向き合う

開業のハードルではなく、信用を支えるものとしての資格

——カウンセラーとして開業する際、届け出や資格について気をつける点はありますか。

カウンセラーとして開業すること自体に、特別な登録が必要になるわけではありません。国家資格として公認心理師はありますが、開業のために必ず求められるものではないという現状があり、誰でも開業できてしまうというリスクがあります。

そこで信用という点では、資格は一つの大きな目安になります。医療機関や公的機関で働く場合には、公認心理師の資格が求められる場面もあります。

民間で相談業として開業する場合は、学び方も経歴もさまざまです。だからこそ、相談先を選ぶ方にとっては、臨床心理士や公認心理師の資格を持っていることが、安心して相談するための判断材料の一つになると思います。

「自分が納得できる場所」を、コストを抑えながら、じっくりと育てていってほしい

——最後に、これから開業を目指す心理士の方へメッセージをお願いします。

心理士の仕事は、安定して心理療法に取り組める「自分だけの場所」があるかどうかで、大きく変わります。

週に一回でも構いません。自分のペースで腰を据えて実践できる場所を持つこと。それは、多くの心理士にとって切実な願いです。

資金や立地、セキュリティなど、考えるべきことは数多くあります。だからこそ、環境づくりを大切にしていただきたいと思います。

Re:ZONEのように、コストを抑えながら安心して使える場所をうまく選んで、ぜひ自分が納得できる相談の場を、じっくりと育てていってください。