-行政書士を目指したキッカケは何でしょうか
実は行政書士になる前、私が25歳の時から韓国で5年間とフィリピンで5年間の10年間、海外で貿易の仕事をしていました。
現地で必死で勉強し、韓国語も英語も会話ができるようになりました。
勉強も大変でしたが、海外の仕事はとても楽しかったです。
ですが、海外での仕事に慣れてしまい、いざ日本に戻ってきたときに、実は日本の会社に適合できなくなっていました。
例えば、日本の会社は9時始業でも新入社員に掃除などで8時の出勤を求めることもありますよね。
でも、海外勤務が長かった私にはそういった日本の習慣がわかりませんでした。
だって雇用契約書に始業時間9時と書いてあるじゃないですか(笑)
なので早い出勤を求めるのであれば、雇用契約書を8時に書き直してくださいと言ってました。
さらに終業時間になったら、上司や先輩が残業していようと周りがどれだけ忙しくても、おつかれさまでーす!といって帰っていました(笑)
好きなように仕事をしていましたが、やっぱり日本の企業風土と合わないかも・・とは思っていましたね。
そう思っていたころ、海外で出会った時の友人が、司法書士に合格したということを聞きました。
聞いた時、司法書士って何?というレベルでしたので、色々と調べました。
すると司法書士だけでなく、行政書士、社労士などいろんな種類の士業があることがわかりました。
その中で、今まで貿易の仕事で培ってきた英語、韓国語を使う仕事は何だろうと考えたとき、入管の仕事がある!と気づきました。
行政書士が一番自分にあっている!ピッタリだ!感じました。
それで、行政書士を目指しました。
-海外でお仕事をされていたんですね。かっこいいですね!行政書士は勉強してどれくらいの期間で合格しましたか。
勉強して1年で合格しました。ですが、これには理由があります。
久しぶりに日本に帰国してテレビをつけてびっくりしました。
日本のテレビってCM一つでも面白いんですよ。
その中でもRIZAPのCMが非常に印象的で、これは面白い!と思ってRIZAPに通いました。
おかげで筋肉もついてすごくいい体になったんです。
そのあとに行政書士を目指したのですが、今度は寸分の時間も惜しんで行政書士の勉強するようになりました。
今度はうどんが主食となり、すごく太ってしまったんです(笑)。
ここまで太ったら、
「RIZAPの分がもったいない!元をとるためにも、絶対1年で合格しないといけない!」
と思い、LINEも断ち切り勉強に専念しました。
私がラッキーだったのは、海外にいたときに英語、韓国語をずっと勉強していたので、勉強癖がついていたことです。
資格試験の学校にも行って、毎週自習室でずっと勉強していました。
もちろん仕事は定時で帰宅していました(笑)
資格試験の学校に申し込んだとき、たまたま行政書士の試験日でしたので、勉強したのは丁度1年ということになりますね。
行政書士になる運命だったかもしれません。
あと、合格したらすぐに会社は辞めました(笑)
-行政書士の仕事は非常に幅広いと思うのですが、ご自身の行政書士としての事業内容を教えていただけますか。語学が堪能でいらっしゃるので入管の仕事でしょうか。
私は非常に幅広く事業を行っています。国際法務事務所とうたっていますので、入管の仕事もあるのですが、許認可系も仕事も多いですね。古物商や宅建の登録の業務が多いです。
実は語学を利用した入管の仕事というのは、業務の中で1割程度です。
行政書士になってから実は大きい行政書士法人の会社に入社しました。
その時に交通事故の自賠責請求をする業務をしていました。
その後色々な経緯があり独立はしましたが、今もその自賠責の申請業務がメインの業務です。
-すごく笑顔が素敵で、インタビューしていてもとても楽しいです。ご自身のアピールポイントはありますか。また今後の事業の夢はありますでしょうか。
私がアピールポイントとして一番よくお伝えしているのが「親しみさ抜群の行政書士」です。
交流会にも参加したりして、ありがたいことにいろんな方からお客様も紹介してくださって規模も大きくなってきています。
現在はRe:ZONE内で大きい部屋に移動も検討中です。
夢というか、自分の希望としては困っている方の役にちょっとでも立てたらいいと思っていますね。
事業としても、建設業許可などの建設業許可の申請をもっと広げていきたいと思っています。
-ありがとうございます。では、今ご利用されているRe:ZONEを知ったきっかけは何でしょうか。
実は、Re:ZONE梅田01を借りる前はコワーキングスペースを借りていました。
気軽に使うことができて便利だったのですが、個室がかなり狭くて値段が高く、別のところで事務所を借りようと思っていた時にRe:ZONEをインターネットで見つけました。
最初、Re:ZONE中津01で問い合わせをしました。
Re:ZONE中津01に内覧に行った際、Re:ZONE梅田01も空いていると対応してくれた女性スタッフが教えてくれました。
その女性スタッフが、その日のうちにRe:ZONE梅田01の部屋もすぐに案内してくれました。
現地を見て、Re:ZONE梅田01の部屋は大きさも丁度良く、窓もあったのですぐに申込をしました。
Re:ZONE梅田01はネットの回線も早いし快適です。
-士業をお考えの方にRe:ZONEのおすすめポイントは何ですか。
やはりRe:ZONEのスタッフがおすすめポイントですね。
対応してくれた女性スタッフの対応が素晴らしくて感動しました。
行政書士の事務所を開業する場合、書類も沢山必要ですし手続きも大変です。
これは大丈夫ですか?これも準備できますか?と聞いても、その女性スタッフが「すべて大丈夫です!」と言ってすぐに準備してくれました。
行政書士の申請登録には写真の提出が必要です。
建物の写真や部屋の写真もそうですし、1階2階と階段を上がっていく経路の写真を提出しないといけません。
私は法人の行政書士事務所で勤めていたので、行政書士の事務所の申請方法はある程度わかっていました。
それでもRe:ZONE梅田01で事務所登録をする際、案内してくれた女性スタッフがすべてきっちり揃えてくれてとても安心しました。
行政書士の事務所登録には応接セットや鍵付棚が必要です。
必要な家具一式をその女性スタッフがすべて手配してくれた上、綺麗にセットしてあったことにとても感動したことを覚えています。
私は、準備された部屋を申請をするだけでとても楽でしたし、安心して申請することが出来ました。
看板に名前も入っていますし、行政書士開業にすべて揃っているレンタルオフィスがRe:ZONEですね。
ですので、士業開業予定の方で何がいるのか?どういったものが必要なのか不安な方は、ぜひRe:ZONEで開業することをおすすめします。
Re:ZONE梅田01の設備ですが、ドリンクサーバーもあるのでよく利用しています。
冷蔵庫もあるので、常温での保管が難しい頂き物も入れさせてもらうことがあります。
-Re:ZONEに期待することは何でしょうか。
会議室が欲しいです。
どうしても個人情報もありますので、居室に入っていただきたくない、けれども打ち合わせしなければならないという状況は実は多いです。
ですので、居室を通さずに打ち合わせができる会議室があれば非常に助かります。
また、他の入居者の方と交流できる場所は欲しいですね。
例えば休憩室でも構いません。
Re:ZONE内で階段や廊下ですれ違う時、みなさん挨拶します。
ですが、その先として名刺交換をするキッカケがないんですね。
ですので、その休憩場所でみなさんと交流して気軽に名刺交換できたらいいなと思っています。
また、ONthe UMEDAと提携しているのが素晴らしいと思います。
Re:ZONE梅田01に会議室がないことをお伝えしましたが、ONthe UMEDAの会議室を割引で利用できるのは魅力です。
でもRe:ZONE梅田01に会議室ができるのが一番いいので、会議室開設を期待しています。
-士業の開業を考えている方に一言お願いいたします。
独立する方に向けてお伝えしたいのは、いろんな人に顔を覚えていただくことは大事です。
朝活という交流会に参加しています。沢山の方と名刺交換しているのですが、その交流会でも1人でもこの人!という方を見つける事が大事です。気が合う人を見つけたらその人ととことん仲良くなってください。
そして、その人を大事にしてその先を繋げていってください。
また、行政書士は税理士と繋がることが大事です。
税理士はモテ士業と言われているんです。
顧問の税理士さんにこういったことをしたいというと、繋げてくれることが結構あります。
交流会に参加して税理士さんや他士業の方、別業種の方でもいいのでぜひ交流をもって繋げてくださいね。