—どのような事業をされているのでしょうか?
メンズ専門の脱毛と、アロママッサージを取り入れたリラクゼーションを行っています。最初は出張でサービスを提供していましたが、2024年3月20日に店舗をオープンし、現在は店舗を中心としたサービスを展開中です。
—独立を決意されたキッカケは何だったのでしょうか?
前職は高齢者施設の施設長でした。勤務していた施設に認知症の方がいらっしゃって、その方はほぼ毎夜起きて、ベッドから転落してしまうんです。どうしたらいいのだろうと思っていた時に、その方の娘さんが「よく眠れるから」と、ラベンダーを入れた手作りのアロマスプレーをくださいました。利用者さんにアロマスプレーを使ってみたところ、夜よく休まれるようになったんですね。「アロマってすごいな」と思い、週末を利用してアロマスクールに通いました。その後転勤し、転勤先の施設にはアロマセラピストさんが入っていたんです。アロマで仕事ができることを知った時に、アロマで独立している自分の姿がはっきりと浮かび路線変更したい気持ちが強くなったんですね。そこで、17年間勤めた介護の仕事を辞めて、できそうなことから始めようと3か月ほど整体院でアロマの施術を行い再就職も考えたのですが、自由に働くのが自分に合っていると感じたため、そのまま独立して出張アロマの仕事を始めました。2019年の時ですね。
—最初はアロマのみだったのですね。脱毛を始めたのはいつですか?
アロマの出張サービスを始めてしばらくしてからです。アロマ以外にも化粧品の販売やフェイシャルエステを一時やっていたことがあって、その時に知り合った化粧品会社さんから「いい脱毛器があるんですが、使ってみませんか?」と、ポータブル式の脱毛器をすすめられました。卸値で手に入りますし、「業務用の7割程度の出力数があるから、施術効果はある」ということでしたので、思い切って購入したんです。使ってみると痛みが少ないうえに、男性特有の剛毛もきれいに脱毛できました。機械の性能は申し分ないですし、昔よりも身だしなみに気を使う男性も増えていることを考えて試しにメニューに加えたところ、予想以上に需要があったんです。通うのが面倒だから来てほしい方や、「女性の前で裸になるのは恥ずかしい」という男性ってけっこういらっしゃるんですね。
—なるほど。出張サービスから店舗を構えようと思ったのは何か理由があったのでしょうか?
当時スタッフを3人ほど雇っていて、可能な限り予約に対応できるように体制を整えていました。ところが、予約が全く入らず空振りの日が続いたかと思うと、逆に予約は入るのに時間が合わなくて行けないなど、タイミングがチグハグな日が多く、スタッフたちのモチベーションがどんどん下がってしまったんです。店を閉めようかとも思ったのですが、ご贔屓いただいているお客さまもいらっしゃる。看板を残すことを決め、何かいい方法はないかと模索していた時に、「店舗がある方がもっと集客しやすいのでは」と考えて店舗探しを始めたんです。これが、店舗を持とうと思った理由ですね。
—Re:ZONEも含めてレンタルオフィスはエステティックサロンの店舗としては狭いと思うのですが、なぜレンタルオフィスを選択肢に入れたのでしょうか?
とにかく場所がほしかったんですよ。狭くてもやっていける自信があったので、広さは二の次でした。3か月間修行に行っていた整体院はこれぐらいのワンルームマンションの広さで施術をしていたので、狭小の店舗でも営業できるノウハウは持っていました。エステティックサロンは、6畳程度のスペースがあれば可能です。
店舗をやろうと考えていた時にちょうどRe:ZONEさんのチラシが入ってたんですよ、うまいこと。安かったし、チラシには「店舗利用可」といったことが書いてありました。サロンとして利用できるかもしれないと期待が出てきて、確か「リラクゼーションサロンとしてのテナント利用は可能でしょうか」とLINEで問い合わせたと思うんですよ。
後日「今福鶴見だったら看板は出せないけど可能」との返信をいただいて、見学に至りました。
—Re:ZONEに入居しようと思った決め手は何だったのでしょうか?
絶対に譲れない条件をほぼ満たしてくれたからです。わがままかもしれませんが、「安くて駅から近いきれいな店舗」っていうのが絶対に譲れない条件でした。人の流れが多い梅田や難波あたりも探したのですが、競合がたくさんいすぎて面白くない。そこでちょっと離れたところでそこそこ人の流動のあるエリアに目をつけたのですが、そこにあるワンルームマンションはどこも予算をオーバーしたため候補から外しました。Re:ZONE今福鶴見01は駅から徒歩1分ほどの場所にあるうえ中はとてもきれい。家賃は安くしかも水道代込みですからね。水道代は流動的なので仕事上水をたくさん使う立場からするとありがたいです。見学した時は「ここしかない!」とほぼ即決状態でした。
—エステマシーンを入れるにあたって不安要素はありましたか?
最初に見学した狭いタイプの部屋を見た時は「厳しいな」と思いました。その後運良く現在借りている広いタイプの部屋が空いて入居できましたけど、一時はオープンできないかもしれないと不安になりましたね。
—実際に利用されて便利だと感じた点はありますか?
駅から徒歩1分なので、やはり利便性がいいですね。僕の生活圏内にありますし、梅田や京橋方面からも人が流れてきます。意外に多いのが、奈良方面にお住まいの方。仕事帰りに立ち寄りやすいということで、利用してくださる方が多いんですよ。
使い勝手についてですが、特に不自由はないですね。水をよく使うので手元に水道がないと困ると感じるかもしれませんが、問題ありません。洗い物は、まとめて共用スペースにあるシンクでできますし。
—Re:ZONEに求めることがありましたらお聞かせください。
できたら防音性をもう少しだけ高めてほしいと思います。こちらの音が、他の部屋で仕事をしている人の耳障りになっているかもしれません。リラクゼーションサロンなので大きな音を出すことはめったにありませんが、自分では出していないつもりでもどう受け止められているか分かりませんからね。できたら改善していただきたいなと思います。
—今後どのようにお店を展開していきたいですか?
「将来こうなりたい!」というのは特になくて、今を一生懸命やっていきたい気持ちの方が強いですね。人間明日どうなるか分からないのに20年後なんて想像できませんよね。今は予約が十分に入っているので、今は今で頑張りますし、予約がちょっと減ってきたら減ってきた時に考えようかなと。リラックスを提供しているサロンなので、僕自身もガツガツせずにリラックスしてやっていきたいんですよ。
友達の延長というわけではありませんが、お互いリラックスできて気軽に通える隠れ家的なサロンにしているのはそういう理由があります。店舗サイズといいロケーションといい隠れ家的なサロンという意味で、ここは本当にぴったりですね。
—最後になりますが、もしお知り合いにRe:ZONEをすすめるとしたら、どのように伝えますか?
利便性がバツグンで、安価。さらに固定費が事前に分かるので経費の見通しを立てやすい点を、おすすめしますね。本当に狭いスペースでもエステティックサロンとしてやっていけるのか不安に思うかもしれませんが、そこはあまり気にしないほうがいいと思います。実際に店舗サービスをスタートさせて日は浅いですが、予約はコンスタントに入ってきますし、サービスに満足してリピートしてくださる方もいらっしゃいます。
エステティックサロンは広さがないとダメ、ということはないです。立地条件や提供するサービスなど他の要素でカバーできればそれほど大きな問題にはならないでしょう。コストがかかりすぎるリスクを避けてサロンを運営するなら、Re:ZONEは本当におすすめです!
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