近年、テレワークの主流化により、資格によって独立できる可能性が高まってきました。会社員ではなくフリーランスを目指している方であれば、独立できる資格が気になるのではないでしょうか。今回は独立できる可能性のある資格をご紹介します。開業に役立つサービスや環境も紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
独立できる資格76選
独立できる資格は実にさまざまです。意外な資格が独立に役立つケースもあり、見落としていないかチェックが必要になります。
早速、独立できる可能性のある資格についてピックアップしてご紹介します。
行政書士
行政書士とは、行政書士法に基づく国家資格であり、官公署に提出する許認可の申請書類の作成、提出手続きの代理、行政不服申し立て手続きの代理などを行う専門家です。
自宅で独立できる資格としても知られていますが、業務取扱上の秘密を保持できる環境や、事務スペースおよび接客スペース、鍵のある書類保管庫なども必要になります。
行政書士の独立・開業の流れやメリットについては下記の記事をご覧ください。
行政書士の独立・開業の流れやメリットを解説!未経験でも可能?年収も紹介
AJESTHE認定エステティシャン
独立できる仕事としてエステサロンがあります。エステサロンの開業には資格が必須ではありませんが、AJESTHE認定エステティシャンのようにエステの知識や技術を証明できる資格があると顧客から信頼されやすくなるといわれています。
AJESTHE認定エステティシャンは、基本的な技術を持って担当範囲のエステティックサービスを適切に提供できるスキルを証明できる資格です。上級資格まで取得すればさらに自信を持って独立を目指せるでしょう。
独立に必要なエステサロンの基礎知識については下記の記事をチェックしてみてください。
開業前に知っておきたいエステサロンの基礎知識! 必要な準備や失敗しないためのポイントは?
教員免許
教員免許は小学校や中学校、高校の教師として働くための免許です。基本的には大学で免許取得に必要な授業や教育実習などに参加することで取得できます。通信制大学でも取得可能です。
知名度が圧倒的に高いので、個人塾やオンライン塾を開業して独立したい場合にも、サービスの信頼性を高めるのに役立つでしょう。
塾の開業の難易度や手続き、必要なものなどは下記の記事で解説しています。
塾の開業とは? 難易度や手続き、特に必要なもの、失敗しないためのポイントなどを解説!
ハウスクリーニング士
ハウスクリーニング士は、ハウスクリーニングの基礎知識や技術、マナーなどを学べる資格です。NPO法人日本ハウスクリーニング協会が運用している資格認定制度であり、優位に独立できるとされています。
同法人はハウスクリーニング独立開業相談会も開催しており、独立開業についても案内してくれます。集客方法や利益、仕事の有無などについて無料で相談できるのが安心です。
ハウスクリーニングの開業資金や独立の注意点などは下記の記事でチェックしてみてください。
ハウスクリーニングで独立するには?開業資金や年収・独立の注意点も解説
婚活アドバイザー
婚活アドバイザーは、婚活を成功させるための知識を証明するための資格です。婚活の基本や実践方法、婚活のアドバイスを行うためのテクニックが学習範囲となっており、独立に向けて婚活に関する知識、スキルを習得するのに役立ちます。
婚活ビジネスで独立できる資格がないか探している方は、取得を検討してみてはいかがでしょう。
そもそも結婚相談所の開業に資格が必要か気になった方は下記の記事もお読みください。
結婚相談所の開業には資格が必要? 費用の目安や失敗しないためのポイントなどを解説!
運転免許
運転免許はシンプルに車両を運転できるようになる資格です。車両を運転できるだけでも軽貨物ドライバーとして独立できる可能性があります。軽貨物運送業の業務は指定時間に荷主から荷物を集荷して指定時間に配達先に届ける仕事です。
ちなみに軽貨物車両の場合、大型免許といった特別な資格は必要ありません。AT限定免許で十分です。運転が得意な方や好きな方であれば、運転免許を独立に活用できないか考えてみてください。
軽貨物運送業の開業に関する基礎知識! 流れや補助金・助成金、独立に失敗しないポイントは?
秘書検定
秘書検定は、秘書として必要な振る舞いや職場常識、支援能力などを学べる資格です。
近年は在宅ワークの普及に伴いオンライン秘書という仕事が増え始めており、インターネットを通して秘書業務を行える求人が見受けられるようになりました。
秘書検定で秘書としての素質を最低限証明して、少しずつ業務委託で秘書のお仕事を経験していけば、独立できる可能性もゼロではないでしょう。
オンライン秘書になるために必要なことについては下記の記事を参考にしてみてください。
オンライン秘書とは?年収や、なるために必要なこと、怪しいかどうかなどを解説!
独立できる資格を取得したあとはスキルシェアサービスが便利!
独立できる資格を取得しても仕事を確保できなければ生計を立てられません。
仕事を確保するために役立つのがスキルシェアサービスです。ネット上で資格をアピールして知識やスキルを必要とする人から仕事を請け負うことができます。
サイト上で案件を探して応募し、契約を結ぶことができれば、業務完了後にシステム内で報酬が支払われる仕組みです。
少しずつサイトで実績、評価を高めていけば、より多くの人々から依頼を受けやすくなります。資格を活かして独立したい場合は、ひとまずスキルシェアサービスの利用を検討してみてください。
代表的なサービスについては下記の記事でご紹介しています。
スキルシェアとは? 具体例や市場規模、代表的なサービスを紹介!
独立できる資格を活かすためにはレンタルオフィスがおすすめ!
独立できる資格を取得したとしても、働く場所がなければ落ち着いて仕事に専念できません。スムーズに職場を確保したいのであればレンタルオフィスを検討してみてはいかがでしょう。
レンタルオフィスは独立に必要なビジネススペースを気軽に借りられるオフィスサービスです。
参考にRe:ZONEというサービスをご紹介します。
Re:ZONE
Re:ZONEは、1部屋27,500円から借りられるスモールレンタルオフィスです。
行政書士をはじめとする士業、ネイルサロンの開業など、幅広い業種で活用されており、独立できる資格を活かすための職場確保に検討できます。
敷金・礼金、家具代、インターネット利用料は発生しないため、初期費用を抑えて独立できる資格を活かせるでしょう。
24時間365日利用可能なスペースであり、土日祝日を気にせず仕事できます。
室内のデザインや家具、雰囲気などは内覧で事前に確認することも可能です。独立できる資格を活かせる環境か確かめたい方は、下記の内覧予約フォームよりぜひお問い合わせください。
まとめ
今回は、独立できる可能性のある資格についてご紹介しました。行政書士やハウスクリーニング士、教員免許、運転免許など、さまざまな資格が独立に役立つ可能性があるとおわかりいただけたのではないでしょうか。
資格を取得したあとはスキルシェアサービスを活用すると、独立に向けて業務を獲得するチャンスも生まれます。
落ち着いて仕事ができる環境が必要であれば、今回ご紹介したレンタルオフィスもぜひ活用してみてください。