【女性テーラーの開業】Re:ZONE Key Siteはコワーキングスペースと併用可能！　使い分けができて仕事がはかどります。

和歌山を拠点にテーラー業を営んでいます。メインはオーダースーツの制作ですが、スーツのスタイリストとして撮影のヘルプに入ることもあります。

お客様から理想のスーツやご要望などをヒアリングして、採寸します。それをもとにスーツ全体を設計し、型紙を作成した後に、提携している縫製工場に依頼して仕上げます。
お客様は、経営者層が多いです。オーダースーツの他にシャツやネクタイもオリジナルで作成しています。

お客様のご要望に可能な限り合わせることが基本ですが、男性はモテるスーツ、女性はバリバリ働くかっこいいキャリアウーマン風のスーツを軸に、イメージを広げるようにしています。

女性向けのスーツは基本的にシンプル。男性は裏地にこだわる傾向があり、個性的なスーツを仕立てるケースも多いです。見る目が肥えているお客様に満足してもらうスーツを作るために、設計から縫製まで一切妥協せずに取り組んでいます。

前職は和歌山で水商売をしていました。24歳で水商売の世界に入り、その後ママとして独立。切り盛りしていたお店はおかげさまで人気店となり、全盛期はスタッフを10人ほど雇うまでに成長しました。

30代後半になり、「このまま水商売で終わっていくのだろうか、いや40歳までにはやめたい」と葛藤を抱えていたときに、現在の師匠と出会いました。実は昔からスーツがたまらなく好きで、スーツ姿の男性を自然に目で追ってしまうほど。

師匠にスーツが好きなことを話すと、「テーラーになれるよ」「え、本当に？」というふうに話がトントン拍子で進み、最終的に師匠の弟子になり現在に至ります。

店舗を持たずに出張で仕事をしていました。順調に仕事をこなしていたのですが、コロナウイルス感染症の影響で仕事がガクッと減ってしまったのです。
拠点はあった方がいいと思い、和歌山で店舗を持とうと決め現在に至ります。

テーラーに必要な技術を身につけることです。お客様の体型や体のクセを見逃さない目。1ミリも狂わない採寸技術。あとはスーツを設計したり型紙を作ったりする技術も必要です。

どれか一つでも未熟だと、デザインとは異なるスーツに仕上がってしまいます。現在はテーラーとして食べていけるほどの技術を身につけましたが、学ぶことは山のようにあり、毎日が勉強です。
定期的に師匠から学び、休日は展覧会に行くなどして知識を深めています。

子どもの頃の貧乏体験かなと思います。父は再婚をきっかけに、私と姉を置き去りにして出ていってしまったのです。

電気やガスは止められ、学校の健康診断で栄養失調が分かり、保護されて施設で育ちました。見切り発進で水商売を始めたのも、テーラーとして独立したのも、貧乏経験を通じて染み付いた「お金がなくてもなんとかなる」という精神のおかげです。

お金がなくても何歳でも、なりたいと願えば夢はかなうと思います。

「これ以上似合うものはない」と思っていただけるようなスーツを作る気持ちで、お客様に接しています。お客様と接している中で、お客様の生い立ちや現在のお仕事の価値観などを聞き、こちらのことも包み隠さず話す。そうすると、信頼関係も深められます。

女性目線からのスーツの提案も、大切にしていることです。「モテるスーツ」は、女性目線から生まれたスーツと言ってもいいでしょう。
私の中には、これまで数多くの男性とお会いして女性の立場からスーツを見てきた、経験というデータがあります。そこからお客様に似合うスーツを提案するのは、女性テーラーの強みだと思います。

経営者様をターゲットに事業を展開していますが、成人式向けのスーツ制作も視野に入れています。現在は、チラシを作って美容室などに置いてもらおうと考えている段階です。10年後は、「成人式のスーツなら私のところ」というイメージが広まっているといいなと思います。

女性テーラーの育成に力を入れていきたいです。現在和歌山の女性テーラーは私一人。私のようにスーツが好きで、それを仕事にしたいと考えている女性に機会を作ってあげたいです。そして、自分が育てたテーラーを雇い、会社にしていければいいなと思います。

自宅を事務所にするのは嫌だったことと、将来成人式向けスーツを展開するには、お店を構えた方がいいと思ったのがきっかけです。

不動産会社に問い合わせたり、ネットで検索したりしました。

不動産会社が紹介する事務所は、初期費用がかかります。当時は捻出するのが難しく、それをあるお客様に話したところ「いいところがあるよ」と教えてくださったのが、Re:ZONEさんでした。

和歌山駅前付近の物件をいくつか検討していました。

自由度が高い、立地条件がいい、自宅から近い、見た目がおしゃれなど、全て条件を満たしていました。
加えて賃料が安く、内覧したときに、「本当にこんな理想の物件ってあるの？」とびっくりしたのを覚えています。内覧後はほとんど迷うことなくRe:ZONE Key Siteに決めました。

特になかったです。電子契約だったのでとても簡単に感じました。

押し付けがましいところがなく、きめ細やかな対応をしていただき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

Key SiteのコワーキングスペースとRe:ZONEの個室の両方を、用途によって使い分けられる点が気に入っています。

現在Key Siteの2階・3階とRe:ZONEレンタルオフィスの5階を使っていますが、師匠と勉強するのは3階のコワーキングスペースです。
お客様がいらっしゃったときは、先に2階のコワーキングスペースで打ち合わせをして、採寸する段階で5階のRe:ZONEレンタルオフィスの個室にご案内するようにしています。お客様からは「いいところを借りているね」と褒められることが多いです。

5階のRe:ZONE Key Siteは、女性一人でも安心できるほどセキュリティが充実していると思います。各部屋の入口に監視カメラが設置されているうえ、人の出入りは制限されています。

また、休日に利用することもあるのですが、2階3階のKey Siteのコワーキングスペースはリラックスした服装の女性入居者さんばかりなんですよ。それを見ると、コワーキングスペースでも「ああ、安心して仕事しているんだなあ」と、こちらの安心度がさらに高まります。

しいて挙げるなら、非常階段の照明がついていないことでしょうか。先日午後11時くらいまで仕事をして、帰ろうと思ったら、非常階段が真っ暗でした。

スマホの電気をつけて階段をおりましたが、電気がないのはかなり怖かったです。
※今回のご指摘をうけて改善しております。

立地条件が良くきれいでおしゃれなRe:ZONE Key Siteは、サービス業向けのレンタルオフィスです。お客様がアクセスしやすい場所にありますし、1階のカフェでくつろぐことも可能。

2階3階のコワーキングスペースとRe:ZONEレンタルオフィスの個室が使える環境は、私とお客様に快適さを提供してくれます。来客の多い仕事なら、Re:ZONE Key Siteを選んで損はないと思います。