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クロスターミナル行政書士事務所 下井康太様

Re:ZONE

クロスターミナル行政書士事務所 下井康太様

利用オフィス

Re:ZONE 本町01

‐簡単に経歴を教えていただけますでしょうか。

 最終学歴は高卒です。工業系のプロダクトデザイン科という学科がある公立高校に通っていました。
学校卒業後、卒業アルバムの会社に就職し、その後ゲームセンターの景品を扱っている会社に就職しました。
そこではカタログの作成や企画する仕事をしていました。
ですので、クリエイティブ系の仕事をしていたのですが、どうしても条件が悪いと思って、事務系にシフトしようと思い、簿記・会計の職業訓練校に行きました。
その時は20歳でしたので、訓練校では一番若かったですね。
訓練校に通っている時に、ハローワークの人から公務員を目指したほうがいいのではないかという話になり、公務員を目指すことにしました。

‐働きながら公務員をめざしていたんですね。
目指してから何年目で公務員になれましたか。

公務員試験は1年目で合格できました。
ただ、公務員試験というのは合格=内定ではありません。
合格すると合格者として名簿に載ります。
その名簿を見て、採用する部署が声をかけていく仕組みです。
僕は、1年目では声をかけられなかったんですね。
名簿は成績順で掲載されますので、僕の成績では内定に足りなかったということになります。
最初にチャレンジした年は高卒の資格で受験ができる最後の歳だったんですね。
次は大卒者試験の受験をしなければなりません。
大卒者と競い合うには今のままでは難しいと思い、公務員の予備校に通いました。
何度か受験して3年目に大阪市の公務員試験に合格し、学校事務職として採用されました。

‐教育関係の部署とはどんなところですか。

まず高校の事務員として配属され、そこでは生徒の対応や学校のお金の管理をしていました。
実は、校長がワンマンで学校運営をしているのではなく、事務員の権力がとても大きいんです。
学校では部活動や教科、図書のお金など、いろんな種類のお金が動きますが、その決裁権限を実質的にもっているのが学校事務員なんですね。
形式上は、校長先生ですが。極端に言えば、図書館の本なども事務員が決めることができます。

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‐そこからどうやって行政書士を目指すことになったのでしょうか。

きっかけは予備校の時です。合格してからも勉強を続けたほうがいいと予備校の先生にいわれました。
何を勉強したらいいか聞くと、行政書士がいいということでした。
なぜならば、試験科目が公務員試験の延長線上にあるからだということだったんです。
公務員になってから数か月経った時に、昇進はどうしたらできるんだろうということを調べました。試験問題を見ると行政書士と範囲が一緒だったんですね。
実は公務員は17年以上経ったら行政書士になれます。実務経験で取得できるので、試験範囲が一緒なんですね。
行政書士の試験問題を勉強しておけば、出世にも独立したときにも役に立つと思い、勉強を続けていました。
気軽に合格したらいいかなというスタイルで勉強を続け、4年目で行政書士の試験に合格しました。
実は合格してから1年ほど、公務員を続けていました。
学校の事務を続けていると、人員の人数の関係でなかなか辞めることができませんでした。
辞めやすい環境に移ろうと考え、4年が経った時に、教育委員会に異動しました。そこから1年と1ヶ月で退職しました。

‐公務員をやめるときに、引き止められなかったですか。

とても引き止められました。こんなに公務員とは辞められないのかと思いました笑
3ヶ月ぐらい、毎日係長、課長代理、課長など入れ替わり経ち替わり30分程度面談がありました。

‐それでも辞めたかったのは、どうしても独立したいという強い意志でしょうか。

そうですね。学校の事務室にいると、いろんな生徒が相談に来ます。
何人も相談に並んでいる状態で、とある生徒がお金を払えないという相談がありました。
そうすると、こういった制度を使うことができるよと僕は伝えます。
そのあと先輩に怒られました。その時、僕には怒られた理由がわかりませんでした。
その生徒の後ろに人がいたから、お金の話を聞かれたのがまずかったのかと思ったのですが、それとは違いました。
実は、プラスアルファの情報を伝えてはいけないとの内容でした。
仮に全員に同じ制度の情報を伝えたとしても全員がそれをできるわけではない、それも考えて対応しなければならないということでした。
結局、公務員の世界では公平ではなく平等であることが求められると感じました。
学校の事務だけでなく、教育委員会でも同じで誰かに特別な対応をすることはできませんでした。
一つの学校に特別な対応をすると、他の学校でも同じような対応をしなければならず、結局は平等であることを求められました。
人の役に立つのはもちろん公務員でもできます。
でも、全員を助けることができるわけではない。独立したら責任は自分で負わなければならない、でも自分が責任をもって人の役に立てるのであれば、独立しかないと決意しました。

‐今は行政書士としてどういった業務をされていますか。

補助金や支援金の資金調達の業務が多いです。
要は事業を立ち上げた時や、売り上げが下がった時にお金を役所からどうやってひっぱってくるかという仕事になります。
こういった内容は実はツイッターとの相性が非常にいいです。
ですので、昨年はツイッターからの依頼が9割です。

‐ツイッターの集客方法はどういったものでしょうか。

HPにブログを更新します。ツイッターに、リンクを貼り、ハッシュタグをつけて発信しています。
私は3つのアカウントを持っているのですが、3つのアカウントそれぞれテストしてみました。
一つは趣味のアカウントでフォロワー200人程度、もう一つは事務所のアカウントでフォロワー10人程度、そしてフォロワー4000人のアカウントがあります。
一番反応がよかったのがフォロワー200人の趣味のアカウントでした。
そのツイッターでの依頼は、そのフォロワーから来るのではありません。
フォロワー外のDMダイレクトメールから来ます。
また、ホームページから入ってきた場合でも最終的にSNS等で人物像を確認するそうです。
理由を考えたんですが、趣味のアカウントはいい面も悪い面も発信しますよね。
客観的にみて人間性が表現されていて、一番人となりがわかり、一番依頼をしやすいと気づきました。
趣味のアカウントではありますが、検索されるために仕事の情報も載せています。
でも、気を付けているのは最低でも趣味と仕事の半分ずつの情報を載せるということです。
僕自身としては、すべて仕事の情報を載せたいのですが、その情報が必要ない人もいるわけです。ですので、そこに気を付けています。
そういえばK-FIRSTのyoutubeも拝見しています。
サインボードに名前を入れる施工の動画は面白かったですね。
どうやってRe:ZONEは作られているのか、こうやって作っているのか!という発見にもなります。
内装をどうしようかと考えているのも見ていて楽しいですね。

‐下井様の強みは何でしょうか。

やはり、元公務員ということですね。
そこが信頼できるという部分でもありますし、学校でも教育員会でも審査の仕事をしていました。
ですので大体役所の考え方はわかります。
こういった書類を提出するように言われていても、別の書類でもいけるだろうということもわかるんですね。

‐今後、拡大していきたいサービスはありますか。

サロン運用や情報提供サービスをやってみたいと思っています。
申請したらもらえる補助金・支援金というのはたくさんあります。実は一日に数十件と新しい情報が出ているんです。
国がやるのであればみんなニュース等で知っているのですが、大阪府、大阪市、どこかの市町村という独自の情報となると、誰も知らない場合が多いんですね。
そういった情報をお届けするというサービスをやってみたいですね。
もっと事業者に寄り添った、オーダーメイドの情報の提供をやっていきたいと思っています。

‐ありがとうございます。お話を聞いているといかに人の役に立てるのかというところに芯があってこうどうしていらっしゃるのだなと感じました。
では、Re:ZONEを知ったきっかけは何でしょうか。

確かネット広告です。独立するタイミングで事務所を探していました。
Re:ZONE以外にも4件か5件物件を見ていましたが、家賃の問題でうまく探すことができませんでした。
最初梅田がいいと思ったのですが、やはり家賃が高く家賃の安い事務所を探すためにだんだん南に下がっていきました。
そうすると自宅住所から離れるので、交通費がかかってきます。
そういった面で価格と場所がちょうどよかったのがRe:ZONEでした。
Re:ZONE本町01はトイレが綺麗であることがいいですね。窓があることも契約した要因です。
営業担当のスタッフも契約担当のスタッフもどちらも素晴らしかったです。
私が融資の関係で色々と無理なお願いを営業担当の方にしたのですが、とても融通をきいてくれました。本当に感謝しています。
Re:ZONEは行政書士の事務所開設要件はOKのレンタルオフィスだと知っていました。
ですが、行政書士登録の提出書類で少しトラブルがあったんですね。
そのトラブルも契約担当のスタッフが丁寧に対応してくださったので、スムーズに免許登録ができました。

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‐Re:ZONEをご利用していかがでしょうか。

綺麗ですしいろいろ物件をみましたが、家具が備え付けられているのがいいですね。
廊下にはディフューザーを置いてくださっていて、すごくいいにおいがしていました。

‐Re:ZONEに求めることはありますか。

何を話しているかわかりませんが、少し話し声が聞こえるのが気になりますね。
また、他の事業者との交流がしたいですね。
もちろんトラブルが起こる可能性があることもわかっています。
せめて、どんな業種の人が入居しているかは知っておきたいですね。
看板に入居者さんの名前が入っていますが、それだけではどんな業種が入っているかわからないので、問い合わせしたときに、どういった人が入居しているかは知りたいです。
あと、税理士事務所が入っていたらとてもうれしいですね。税理士と行政書士の相性はとてもいいんです。
また、社労士などの違う業種の士業が入っていてもうれしいです。あと、交流会みたいなものがあればうれしいですね。

‐お忙しい中、楽しいお話ありがとうございました!

【クロスターミナル行政書士事務所のHPはこちら】
https://xlos-terminal.com/jimusyosyokai/