動画編集サイトを活用して、専門的な知識なしで簡単に動画を制作できます。YouTubeやTikTokなどSNSを含め、ビジネス用途での動画ニーズが高まっている現在、動画編集サイトは自社アカウントやSNS広告の運用に役立ちます。
本記事では、無料版やブラウザ版のある動画編集サイトのおすすめを紹介します。動画編集の基本的なやり方や編集ツールの選び方についても解説します。効果的な動画コンテンツにより集客効果を高めるために、使いやすい動画編集サイトを選びましょう。
無料で使える動画編集サイト5選
無料で使用できる動画編集サイトを5つ紹介します。サイトは以下の通りです。
- FlexClip
- CapCut
- iMovie
- Microsoftフォト
- Canva
※以降、特記ない限り価格は税込表記です。
FlexClip:膨大なテンプレートと素材で自由に動画編集
FlexClip(フレックスクリップ)は、無料でありつつ多くの機能を備えたオンライン動画編集サイトです。直感的に操作できるUI設計で、400万以上の無料素材やテンプレートを利用できます。
ツール名 | FlexClip |
URL | https://www.flexclip.com/jp/ |
形式 | サイト(ブラウザ) |
主な機能 | 基本の動画編集、AIテキストから動画生成、AI動画・画像生成、共同動画編集 |
有料版の有無 | あり(プラスプラン:月額$9.99〜) |
CapCut:人気のスマホアプリがブラウザにも対応
CapCut(キャップカット)は、人気の動画編集アプリとして有名ですが、ブラウザ版の動画編集ツールも利用できます。基本的な機能は無料で使えますが、動画の商用利用は認められていないため注意しましょう。
ツール名 | CapCut |
URL | https://www.capcut.com/ja-jp/ |
形式 | サイト(ブラウザ)・アプリ |
主な機能 | 基本の動画編集、背景削除、AI色補正、文字起こし、共同編集 |
有料版の有無 | あり(CapCut Pro:月額1,200円〜) |
iMovie:iOSにプリインストールされている無料アプリ
iMovie(アイムービー)は、iPhoneなどのApple製品にプリインストールされている無料の動画編集アプリです。Macbookがあれば簡単に始められ、初心者向けの機能も充実。iOS端末同士での連携もスムーズです。
ツール名 | iMovie |
URL | https://www.apple.com/jp/imovie/ |
形式 | サイト(ブラウザ)・iOSアプリ |
主な機能 | マジックボード、ストーリーボード |
有料版の有無 | なし |
Microsoftフォト:Windowsユーザー向けのプリインストールアプリ
Windowsのパソコンで使うのであれば、Microsoft(マイクロソフト)フォトがおすすめです。旧Windowsムービーメーカーの後継版アプリで、写真や動画の編集が一箇所で完了します。
ツール名 | Microsoftフォト |
URL | https://apps.microsoft.com/detail/9wzdncrfjbh4?hl=ja-jp&gl=JP |
形式 | サイト(ブラウザ)・Windowsアプリ |
主な機能 | 動画・画像の編集、マルチビュー編集、外部ドライブ連携 |
有料版の有無 | あり(プラスプラン:月額$9.99〜) |
Canva:動画制作や画像・スライド・Webページ作成もワンストップ
Canva(キャンバ)は、手軽におしゃれな動画を制作できるクリエイティブツールです。世界各地のデザイナーが提供するテンプレートやフリー素材を利用できます。デザインや動画編集の初心者におすすめです。
ツール名 | Canva |
URL | https://www.canva.com/ja_jp/ |
形式 | サイト(ブラウザ)・アプリ |
主な機能 | 写真・動画の編集、スライド制作、Webサイトリリース、ドキュメント作成、チーム共有 |
有料版の有無 | あり(Canva Pro:月額1,500円) |
ブラウザで使える動画編集サイト3選
ここからは、ブラウザで使える以下3つの動画編集サイトを紹介します。Chromeなどのブラウザがあれば、ダウンロードやインストール不要で使えます。
- YouTube Studio
- Clipchamp
- Adobe Express
YouTube Studio:動画投稿用のベーシックなツール
YouTubeの公式ツールであるYouTube Studioには、動画編集用のエディタが搭載されています。YouTubeアカウントがあれば無料で簡易的な動画編集ができます。
ツール名 | YouTube Studio |
URL | https://studio.youtube.com/ |
料金 | 無料 |
主な機能 | YouTubeアカウントへの動画アップロード、データ分析、音声編集 |
Clipchamp:AI搭載の動画編集ツール
Clipchamp(クリップチャンプ)は、AI動画生成が可能な無料ツールです。テンプレートは100万点以上と膨大で、素材は著作権フリーのため商用利用も可能です。
ツール名 | Clipchamp |
URL | https://clipchamp.com/ja/video-editor/ |
料金 | ・無料プラン・エッセンシャルプラン:月額1,374円 |
主な機能 | 透かしなしエクスポート、最大1080p(HD)での出力 |
Adobe Express:見やすいUI設計ですぐに始められる
Adobe Express(アドビエクスプレス)は、Premiere Proを提供するAdobeによるオンライン動画作成機能です。初心者向けの機能を一通り無料で使えて、SNSやWebサイト用動画をすぐに出力できます。
ツール名 | Adobe Express |
URL | https://www.adobe.com/jp/express/create/video |
料金 | 無料 |
主な機能 | 塗りつぶし、テキストから画像生成 |
動画編集の基本的な操作
動画編集でよく使用する基本的な操作を覚えるだけで、高品質な動画を作成することは可能です。最低限の機能だけを備えた動画編集サイトにも共通する必須機能としては、以下があります。
- カット・トリミング
- トランジション
- テロップの追加
- BGM・効果音の追加
- 全体の調整
動画制作の目的を明確にし、企画を固めてストーリーを設計すれば、あとは素材を集めて動画編集を行うだけで動画が完成します。
動画編集サイトの選び方と注意点
目的や用途に合った最適な動画編集サイトを選ぶためには、以下の点に注目してみましょう。
- 形式:ブラウザ(サイト)、アプリなど
- 使える機能:基本的な動画編集、AI生成機能、クラウド同期、共同編集など
- 通信速度の目安
- サポート体制
使える機能はサイトやプランによって異なり、無料版では一部制限があるケースも見られます。また、ブラウザ版のツールで動画を編集する場合、ある程度の通信速度を確保する必要があります。
初めて使うサイトであれば、サポートの連絡方法や対応時間もチェックしましょう。
動画編集のパソコンスペックはどうしたらよいか?
動画編集をするにあたってパソコンのスペックや使いやすさは重要になりますが実際に使ってみない、自分に合っているかどうか分からない場合があります。
そんな場合はパソコンのレンタルを利用して実際に試してみてはいかがでしょうか。
動画編集サイトで効果的な動画を制作しよう
インターネット上の動画コンテンツ(SNS用動画、プロモーションビデオ、採用求人用動画)の需要が高まっている昨今、多くの動画編集サイトがリリースされています。無料のものからダウンロード不要で使えるものまで、多種多様なサイトがあり、機能や料金プランなどの条件を比較検討して選ぶことが大切です。
レンタルオフィス「Re:ZONE」では、完全個室タイプのプライベートオフィスを提供できます。動画編集作業に集中しやすい万全のセキュリティを完備しており、ビジネス促進をサポートいたします。見学も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
参照
QUERYYデジタルマーケティングを読み解く
「採用動画制作の費用と会社を紹介!動画の内容や流れも解説」
https://n-works.link/blog/marketing/recruitment-video-production-cost-and-company-introduction