入居者様プロフィール
- 浅倉幸弥様 馮峪熹(ひょう よくき)様
通関士としての経験を経て、現在は行政書士として独立。外国人支援・介護系事業にも力を入れられています。奥様の馮 峪熹様と二人三脚で、お客様との信頼関係を大切に事業を展開。
通関士から行政書士へ。開業までのマイストーリー

現在メインで展開している事業は何ですか?

メインの事業は行政書士です。加えて、介護系の事業も行っています。現在通関士の仕事は、休業状態です。

なぜ通関士から行政書士に転身したのでしょうか?

通関士として会社に勤めていたときに、親が経営している社会福祉法人の手伝いをするようになりました。
手伝いながらおもしろさを感じるようになり、「もっとできることはないかな」と考えてたどりついたのが、行政書士だったのです。

通関士から行政書士に転身するのは大変でしたか?

予想以上に大変でした。法律を勉強すること自体は似ているのですが、仕事の対象が異なります。通関士は貨物相手でしたが、行政書士は人間です。
具体的には、運営している特別養護老人ホームの入居者様や外国人の技術実習生。通関士から行政書士になることで、相手が180度変わってしまいました。
通関士が一番に求められるのは、お金と時間。行政書士の場合はお客様のニーズや要望をかなえることなので、最初の頃はギャップが悩みの種でした。
けれども、行政書士としてサービスを提供し、お客様から反応をいただくうちに、やりがいを感じるようになりました。

行政書士として独立しようと思ったきっかけは何ですか?

今よりもできる仕事が広がることと、自分の力でやってみたいと思ったからです。独立を決めた当時は、すでに家族がいたので、葛藤はありました。
独立後の収入は今よりも下がるかもしれませんし、健康保険など全て自分で支払う必要があります。お客様もゼロから開拓しなければなりませんでした。

集客はクチコミ重視。妻と二人三脚でやれることをやっていきたい

集客について工夫していることはありますか?

クチコミを一番大切にしています。チラシを打ったりダイレクトメールを送ったりする行政書士の先生も多いですが、私の場合はほぼクチコミから集客している感じです。
知り合いのクチコミから入ったお客様は「知り合いがそう言うなら」と、最初からこちらに好意を抱いていることが多いため、信頼関係を築きやすいです。
お客様からのアプローチを待っているだけでなく、こちらからアプローチすることもあります。
人脈を広げるために参加している外国人のコミュニティではいきなり商売の話をするのではなく、友達関係から入ることが多いです。そうすると信頼関係が生まれるので、「◯◯で困っている」「うちではこんなサービスやっているよ」と、自然な流れでサービスを提供する流れに進めます。
コミュニケーションをまめにとっていくことが私たちの強みだと思っております。また、人脈づくりは妻の方が得意なので、任せています。いろんなところに飛び込んで営業するのが本当にすごいと思っています。

行政書士の業務内容も様々ですが、特化して扱っている業務はなんでしょうか。

やりたいのが外国籍の方を対象にした登録支援機関です。介護の実習生の募集をやっていきたいと考えています。技能監理団体から紹介を受けて紹介をします。
これからも技能監理団体とのコミュニケーションを密にとっていきたいと考えています。

ご夫婦で事業を切り盛りしていてよかったと思うときはありますか?

よいと思う点は、妻と私の間に上下関係がないことです。意思決定者が2人なので、何かをすると決めてから行動に移すまでが早い。
あとは共通の話題があることでしょうか。仕事を家庭に持ち込むのはどうかと思いつつも、つい話を出してしまうのですが、夫婦の会話が自然に生まれることを考えると、これもよいのではと思います。

今後どのように事業を展開していきたいですか?

現在のお客様を大切にしながら、ニーズを捉えて仕事の幅を広げていきたいと思います。
行政書士の業務の中で特に力を入れたいのは、外国籍の登録支援機関の運営です。将来的にこの分野で専門性を高めていければと考えています。

条件を満たしていたRe:ZONE中百舌鳥01を選択。契約の時は臨機応変に対応してもらえた


実家のある堺市内で物件を探していました。その過程でRe:ZONEさんの存在を知りました。

Re:ZONE以外に検討していた物件はありましたか?

知り合いの不動産会社が紹介してくれた物件のほとんどは、スケルトン。「私の仕事はパソコンがあればできてしまう。お金をかけてまでリフォームは必要だろうか」という気持ちが出てきました。
また、不動産経由の物件は20~30人規模のものが多く、スモールビジネスには不向きと判断し見送ることに。ホームオフィスマンションも考えたのですが、個人事業主の開業はNGのところも多かったので、こちらも外しました。
その後レンタルオフィスがあることを知ったのです。Re:ZONEさんも含めて4件ほど回りました。

最終的にRe:ZONE中百舌鳥01を選んだ理由は何ですか?

行政書士が入居している実績があることです。入居しやすいノウハウを持っていると思いました。また、Re:ZONE中百舌鳥01はちょうど南海と地下鉄が交差するところにあるので便利です。
話が少し横道にそれますが、堺市の中でも中百舌鳥は交通の便などからビジネスを展開しやすいエリアだと思います。
最終的に借りた部屋は、妻と2人で作業するのにちょうどよい広さで窓があり、リフォームしたばかりできれいなど、検討した物件の中で一番条件を満たしていました。

契約の手続きで難しいことはありましたか?

特に難しいことはなかったのですが、実は契約開始日はまだ入居できる段階ではなかったのです。
事情を説明して資格取得を目的として契約するかたちをとってもらったのですが、他のところでは、ここまで融通を利かせてもらえたかどうか分かりません。柔軟に対応してくださったスタッフの方に感謝しています。
その後開業するにあたり提出する書類で不備があり戻されてしまったことがありました。
なぜだめなのかが分からずとまどっていたときに、スタッフの方がサポートしてくださったのです。おかげで再提出した書類は受理してもらえました。
もしもRe:ZONEさんじゃなかったら、開業するまでにもっと時間がかかったかもしれません。

好きなときに入室できていつ行ってもきれいRe:ZONE中百舌鳥01の快適な環境に満足しています

実際に入居してよかったと思うことは何でしょうか?

仕事をするのに必要なものがすでにそろっているので、開業までがスムーズでした。
建物は交通量の多い道路に面していますが、騒音は気になりません。窓があるので気分もリフレッシュしやすいです。

入居して半年ほどたちました。どのような感想をお持ちですか?

24時間自由に出入りできて助かります。レンタルオフィスによっては「21時まで」というふうに時間を決めているところもある中、制限がなくてやりやすいです。
私は週に2,3回オフィスで仕事をしていますが、清掃が行き届いていて、いつも気持ちよく作業ができます。
別室に、会議室のような打ち合わせスペースがあると嬉しいなと思っています。

幅広い業種の個人事業主にRe:ZONEをすすめたい

士業の他にどのような業種にRe:ZONEは合っていると思いますか?

これから起業を考えている個人事業主なら、どの業種でも向いていると思います。オフィス用品はそろっていますし、2人規模なら手狭さも感じません。
社会福祉士なども向いているかもしれません。
独立型の社会福祉士の方もいますね。介護系で向いているのは、社会福祉士や生活相談支援業務を展開している個人事業主です。これらの仕事で独立するには一定の広さの個室が必要で、Re:ZONEさんは条件を満たしていると思います。

今後、Re:ZONE中百舌鳥01に求めることはありますか?

交流会があったらいいなと思います。どのような仕事をしていているのかなど、情報交換できる場があれば参加してみたいです。
行政書士の交流会にはよく顔を出しているのですが、出会うのはほとんど同業種なので、異業種との交流を深めるよい機会になると期待しています。

貸事務所を探している人に対して、Re:ZONEをどのように紹介しますか?

「スモールビジネス向きの貸事務所として、ホントにいいよ!」と、すすめると思います。初期費用はほとんどかかりませんし、賃料も5万円ほどなのでリスクを抑えられます。
起業したてで、いつ軌道に乗るか分からない状態なら、できるだけ出費は避けたいですよね。
特に私が入居しているRe:ZONE中百舌鳥01は、立地条件がよいうえ行政書士や司法書士、ネイルサロン経営者といった方が入居しています。さまざまな業種の貸事務所としての実績が豊富なので、安心して開業できますよ。